トヨタ、燃料電池システムを中国で生産…MIRAI ベース 2023年から

トヨタ自動車と中国の北京億華通科技が商用車向けの燃料電池システムを生産する合弁会社の設立で合意
トヨタ自動車と中国の北京億華通科技が商用車向けの燃料電池システムを生産する合弁会社の設立で合意全 3 枚

トヨタ自動車(Toyota)は3月29日、中国の北京億華通科技(億華通)との間で、商用車向けの燃料電池システムを生産する合弁会社の設立で合意した、と発表した。

この合弁会社は、「華峰燃料電池株式会社」と命名された。総投資額は約80億円で、トヨタと北京億華通科技が、折半出資して設立される。

合弁会社の最初の製品は、トヨタの水素燃料電池車『MIRAI(ミライ)』の燃料電池システムをベースとし、出力を増強した商用車向けの燃料電池システムとなる予定だ。

合弁会社は2023年から、北京経済技術開発区において、燃料電池システムとスタックの生産を開始する計画だ。トヨタ生産方法を導入して、市場のニーズに柔軟に対応しながら、生産を行うという。

トヨタは、今後も水素燃料電池車の普及に努め、すべてのパートナーのために燃料電池システムを開発し、中国の水素エネルギー社会のさらなる発展を推進していく、としている。

《森脇稔》

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