3億円のメルセデスAMGハイパーカー、275台はすでに完売?内装をスクープ

メルセデスAMG One 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスAMG One 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 28 枚

メルセデスAMGが開発を進めるハイパーカー、『One』(Mercedes-AMG One)市販型の最新プロトタイプを捉えた。今回は初めて、その車内をスクープすることに成功した。

メルセデスAMG OneはAMG創業50周年を記念し、F1技術を投入したブランド初の電動ハイパーカーとして登場する予定だ。“プロジェクトワン”の噂を最初に聞いたのは2016年8月で、1か月後にはその事実を確認。2017年に公式発表され、現在も開発が続けられている。

捉えたプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが軽く、モータースポーツにインスパイアされた流れるようなボディスタイルが見てとれる。フロントにはラジエーターが見える大きなエアインテーク、フードにはエアスクープを装備している。

メルセデスAMG One 市販型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスAMG One 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
ルーフには空気をエンジンに送るスクープ、リアエンドにはアクティブリアウィングと巨大ディフューザー、その上には大きな排気口と小さな2つの排気口を組みわせたレイアウトが見られる。またリアクォーターウィンドウからは、はじめて鮮明にエンジンの存在を確認することができた。

このエンジンは1.6リットルV型6気筒ターボで、さらに4つのモーターを組み合わせる。最高出力は1200hpとも噂され、最高速度は350km/h、0-200km/h加速6秒のハイパフォーマンスを発揮する。

また激写したキャビン内には、プロトタイプ同様のF1スタイルの長方形ステアリングホイールが見える。そのすぐ後ろには10インチディスプレイ、センタースタックにはドライバーに面した別のディスプレイが見てとれるほか、露出したカーボンファイバーも確認できた。

市販価格は270万ドル(約3億円)、限定275台はすでに完売していると伝えられており、2021年内にデリバリーが開始される予定だ。

メルセデスAMG One 市販型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスAMG One 市販型プロトタイプ(スクープ写真)

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ハヤブサ 試乗】かつての最速マシンは今、何を語りかけてくるのか…佐川健太郎
  2. 堂々デザインのミニバン『カーニバル』、デュアル12.3インチディスプレイやVIP装備満載に
  3. トヨタ『RAV4』新型発表にファン歓喜!3つのスタイルに反響、注目はやはり「GRスポーツ」か
  4. 日産車ベースで27年ぶり復活!? ホンダ『ホライゾン』、協業の進展は
  5. 素材サプライヤーの巨人、3Mが上海モーターショー2025で見せた電動化対応への自信と幅広いポートフォリオPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  2. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  3. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  4. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  5. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
ランキングをもっと見る