『DS 4』が3年ぶりに復活、受注を欧州で開始…2万9200ユーロから

コンセプトカーのDS『エアロスポーツラウンジ』にインスパイア

センターコンソールに「DSスマートタッチ」

EMP2プラットフォームの最新版

DSの新型 DS 4
DSの新型 DS 4全 9 枚

DSは5月25日、新型『DS 4』の受注を欧州で開始した。フランス本国でのベース価格は、2万9200ユーロ(約390万円)と発表されている。

写真:DSの DS 4 新型

初代DS4は2011年春、スイスで開催されたジュネーブモーターショー2011で初公開された。DS 4は、『DS 3』に続くDSシリーズ第2作目。ブランドシグネチュアの「クリエティブ・テクノロジー」を具現化したモデルで、そのデザインは、SUV的な力強さや押し出し感を強調した独特の4ドアクーペスタイルが特長だった。

この初代DS 4は2018年、生産を終了した。新型DS 4は2代目モデルとなり、およそ3年ぶりの復活となる。

コンセプトカーのDS『エアロスポーツラウンジ』にインスパイア

新型DS 4は、『DS 7クロスバック』、『DS 3クロスバック』、『DS 9』に続いて、新世代DSシリーズの4番目のモデルとなる。DSの最新のデザイン言語を導入している。DSの新型 DS 4DSの新型 DS 4

ボディサイズは、全長4400mm、全幅1830mm、全高1470mm。初代DS4(全長4275mm、全幅1810mm、全高1535mm)に対して、125mm長く、20mmワイドで、65mm背が低い。

コンセプトカーのDS『エアロスポーツラウンジ』にインスパイアされたシルエットとし、プレミアムCセグメントにおいて、これまでにないプロポーションを実現した、と自負する。外観はアスレチックかつ筋肉質で、足元には最大20インチの大径ホイールを装着した。エアロダイナミクス性能も高めており、SUVクーペと従来のコンパクトハッチバックの両方の顧客にアピールするデザインを目指したという。

フロントには、新しいライトデザインを採用した。スリムなプロジェクターヘッドランプには、「DSマトリクスLEDビジョン」システムが組み込まれる。指向性を備えた光源に、左右に2列のLEDで構成されたデイタイムランニングライト(計98個のLED)を組み合わせた。「DSウィング」が、ヘッドランプとグリルをつなぐ。このDSウィングは、ダイヤモンドモチーフの大小2つのパーツで構成されており、立体的なグリルの中で際立つことを狙った。その上には、長いフロントフードが配されている。DSの新型 DS 4DSの新型 DS 4

センターコンソールに「DSスマートタッチ」

新開発のインフォテインメントシステムが、10インチの「DS IRISシステム」だ。新しいインターフェースは、スマートフォン同様、アイコンにタッチして操作を行う。DS IRIS システムは、音声とジェスチャーで制御できる。自然言語の音声認識ソリューションによって、乗員の発言内容を理解するパーソナルアシスタントを備えている。

センターコンソールに配置される「DSスマートタッチ」は、指先で操作する画面だ。画面は、ズームイン、ズームアウト、手書き認識などの動きを識別する。システムやマッピングが常に最新の状態で作動するように、更新はクラウドを介して即座に行われるという。DSの新型 DS 4DSの新型 DS 4

EMP2プラットフォームの最新版

車台には、DSが属するステランティスの「EMP2」プラットフォームの最新版を使用する。EMP2の新しいバージョンは、さまざまな種類のパワートレインに対応できるモジュラー式車台でありながら、新しい表現の自由をデザインに吹き込むという。

EMP2プラットフォームの最新バージョンは、プロポーションと空力性能を両立するために開発された。ボンネットとフェンダーの組み合わせや、2列目シートのフロアを下げることで、アスレチックで空力性能に優れるシルエットを構築しているという。

EMP2プラットフォームの最新バージョンでは、複合素材やホットプレスされた構造部品の採用をはじめ、空調ユニットなどのコンパクト化が図られ、室内や荷物スペースが拡大される。また、EMP2プラットフォームの最新バージョンでは、軽量化を進めたうえで、最新かつ最も厳しい安全基準に適合するように設計されている。

《森脇稔》

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