「プロジェクト ロックスター」とは? BMWの最上級SUV『X8』に史上最強「Mモデル」か

BMW X8M 開発車両(スクープ写真)
BMW X8M 開発車両(スクープ写真)全 20 枚

BMWは現在、ブランド最大のクロスオーバーSUVとなる『X8』を開発中とみられるが、その最新プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを開始した。社内公称「プロジェクト ロックスター」と呼ばれる最強モデル『X8M』の可能性もあるという。

捉えたプロトタイプは、全体的にカモフラージュが重くディティールは不明だが、フラットなフロントエンド、エッジが立ったキャラクターラインを備えるボンネットフードなどから、これが『X7』でないことは明白だ。

同じく開発が進められているフラッグシップセダン『7シリーズ』の次世代型に似て低い位置にヘッドライトがマウントされており、上下二分割されるスプリットタイプの可能性もある。しかしキドニーグリルはX7に似たデザインとなりそうだ。

BMW X8M 開発車両(スクープ写真)BMW X8M 開発車両(スクープ写真)
フロントドアに「Hybrid Test Vehicle」(ハイブリッドテスト車両)、リアウィンドウに黄色いステッカーが貼られているほか、左フロントフェンダーに充電ポートを装備していることから、このプロトタイプがプラグインハイブリッドモデルであることは間違いない。

足回りはフロントにピレリPゼロ275タイヤ、リアに315-35/22タイヤを装着していることも確認できる。

リアエンドでは、2つの大きな膨らみから判断して幅の広いLEDテールライトとなることが予想される。またデュアルエキゾーストシステムがカモフラージュされていることから、社内公称「プロジェクト ロック・スター」と呼ばれる最強モデル『X8M』の可能性もありそうだ。

パワートレインは、3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジン+電気モーターで、最高出力389ps、最大トルク600Nmを発揮する。これは『745e』(7シリーズのPHEV)と同様のプラグインハイブリッドシステムとなり、25kmのEV走行を実現する12kWhバッテリーを搭載する。

X8Mでは電気モーターに4.4リットルV型8気筒を組み合わせ、最高出力は750ps以上を発揮するとも噂されており、『M8』を超えるBMW史上最も強力なMモデルとなる。

X8のワールドプレミアは2022年で、X8Mはその1年後あたりとなるだろう。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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