レクサス NX 新型、ブランド初のPHEV…基本性能を進化させる[写真36点]

レクサスNX450h+
レクサスNX450h+全 36 枚

レクサスは6月12日、“次世代レクサス”の第1弾モデルとして新型『NX』を公開した。日本での発売は2021年秋頃を予定。レクサス初のPHEVをはじめ、カーボンニュートラル社会への貢献や多様化するニーズに添った多彩なパワートレインを採用する。

PHEV(NX450+)をはじめ、大容量バッテリーを搭載したHEV(NX350h)、新開発2.4L直列4気筒ターボエンジン(NX350)、2.5L直列4気筒自然吸気エンジン(NX250)など、いずれも高い熱効率のエンジンを設定した。

レクサスは、2019年に発表した電動化ビジョン「Lexus Electrified」に基づき、車両の基本性能を進化させることで、モビリティ社会が変化しても、顧客へ車がもたらす楽しさ・喜びを提供し続けることをめざす。新型NXではレクサス初となるPHEVを導入し、レクサスのグローバルコアモデルとして実用的なEV航続、加速性能、静粛性を実現することをめざし、さらにHEVとともに電動車の普及に貢献することを意図している。

新型NXのプラグインハイブリッドシステムは、高熱効率な2.5L直4エンジン、大容量・高出力リチウムイオンバッテリー、フロント/リアモーターで構成される。

リチウムイオンバッテリーは総電力量18.1kWhを備え、レクサスによると、クラストップレベルのEV走行可能距離と充分なパワーとを両立したという。

走行モードはスイッチ操作で4つ(EVモード/AUTO EV・HVモード/HVモード/セルフチャージモード)から任意で選択が可能だ。HVモードでは、エンジンとモーターの併用により加速性能を高める。また、AUTO EV/HVモードでは、ナビの目的地を設定することで、レクサス初の“先読みEV/HVモード切りかえ制御”がはたらく。このモードでは、駆動用電池の残量や経路、交通情報といったデータをもとに、高速道路などにおいては自動的にHVモードに切りかえ、エネルギー効率の良い走りを指向する。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る