フォード マスタング EVに高性能ツインモーター「GT」、航続は435kmと認定

480hpのツインモーターで0-96km/h加速3.5秒

10分間で100km走行分のバッテリー容量を急速充電可能

ブレンボ製ブレーキと磁性体を使うダンパー

フォード・マスタング・マッハE のGTパフォーマンスエディション
フォード・マスタング・マッハE のGTパフォーマンスエディション全 10 枚

フォードモーターは6月23日、新型EV、フォード『マスタング・マッハE』(Ford Mustang Mach-E)の高性能グレードの「GT」が米国EPAの認証を取得し、1回の充電での航続が435kmと認定された、と発表した。

写真:フォード ・マスタング ・マッハE のGT

マスタングはフォードを代表する伝統のスポーティカーだ。マスタング・マッハEはパフォーマンス志向の電動SUVになる。

480hpのツインモーターで0-96km/h加速3.5秒

マスタング・マッハEの高性能グレードがGTだ。GTグレードのモーターは、前後に搭載されており、2つのモーターは合計で最大出力459hp、最大トルク84.6kgmを獲得する。駆動方式は4WDの「eAWD」だ。0~96km/h加速は3秒台の性能を発揮する。

GTには、さらなる高性能仕様として「GTパフォーマンスエディション」を設定する。モーターが強化されており、2つのモーターは合計で最大出力480hp、最大トルク87.6kgmを引き出す。ベースのGTに対して、パワーは21hp、トルクは3kgm引き上げられた。駆動方式は4WDのeAWD。0~96km/h加速は3.5秒の性能を可能にしている。

4WDシステムのeAWDは、前後アクスルに独立してトルクを分配し、後輪駆動モデルよりも優れた加速とハンドリング性能を追求する。フォードモーターは4WDシステムをチューニングして、トラクション性能や雪などの滑りやすい路面でのコントロール性能を高めた。フォード・マスタング・マッハE のGTフォード・マスタング・マッハE のGT

10分間で100km走行分のバッテリー容量を急速充電可能

GTとGTパフォーマンスエディションのリチウムイオンバッテリーは、蓄電容量を標準仕様の68kWhから88kWhへ増加させた。EPA(米国環境保護局)が公認した1回の充電での航続は、GTが435km、GTパフォーマンスエディションが418km。この数値は、フォードモーターが目標としてきた航続を、8~10%上回るという。

バッテリーは、車両の床下に配置され、マイナス40度という低温でテストされた。この水冷式バッテリーは、衝撃吸収構造の防水バッテリーケース内に搭載される。

マスタング・マッハEは、急速充電に対応している。10分間で、およそ100km走行分のバッテリー容量が急速充電できる性能を備えている。フォード・マスタング・マッハE のGTパフォーマンスエディションフォード・マスタング・マッハE のGTパフォーマンスエディション

ブレンボ製ブレーキと磁性体を使うダンパー

GTパフォーマンスエディションには、赤いブレンボ製キャリパーを備えた19インチフロントブレーキ、245/45R20サイズのピレリ製サマータイヤ、20インチのマシーン加工ホイールなど、スポーティな装備が盛り込まれる。リアには、GTパフォーマンスエディションのエンブレムが付く。

ボディカラーは、サイバーオレンジメタリック、ダークマターグレーメタリック、ラピッドレッドメタリック、スターホワイトメタリック、グラバーブルーメタリック、シャドウブラック、アイコニックシルバーメタリック、スペースホワイトメタリックが用意される。インテリアは、フロントシートに「フォード・パフォーマンス」のメタリックステッチが配され、パフォーマンスグレーの「ActiveX」素材をあしらう。インストルメントパネルには、アルミ製トリムを採用している。

足回りには、「MagneRide」ダンパーを装着する。磁性体を使用したダンパーによって、ハンドリングパフォーマンスを追求した、としている。

《森脇稔》

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