【F1 シュタイアーマルクGP】フリー走行2回目はレッドブル・ホンダのフェルスタッペンがトップタイム…ハミルトンはタイム抹消

F1シュタイアーマルクGP
F1シュタイアーマルクGP全 9 枚

オーストリアのレッドブルリンクで25日、F1第8戦シュタイアーマルクGPが開幕した。初日のフリー走行2回目はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録。チャンピオン争いを演じるルイス・ハミルトン(メルセデス)はタイム抹消で4番手に沈んだ。

カナダGPが中止となり、代わりに行われる予定だったトルコGPも中止となったため、6月は大幅にスケジュールが変更され、2週連続でレッドブルリンクをを舞台にF1が開催されることになった。今週末の第8戦はサーキットの所在地シュタイアーマルク州の名前が冠されたシュタイアーマルクGP、翌週の第9戦は通常通り国名が冠されたオーストリアGP。そして前週のフランスGPからオーストリアGPまで、今シーズン初の3週連続開催となる。

フリー走行1回目はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がトップ。2番手はピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)と、ホンダ勢のワンツー。3-4番手にメルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが続き、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が5番手タイムを記録していた。

フリー走行2回目は60分のセッションの内、15分を過ぎた辺りからソフトタイヤでのタイムタックが始まった。まずはランス・ストロール(アストンマーチン)が1分6秒079のトップタイムを記録。直後にセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)が1分5秒934を記録してトップに立ちアストンマーチンのワンツーとなったが、残り40分となったところでハミルトンが1分5秒796でトップに躍り出てきた。

しかしその直後、エステバン・オコン(アルピーヌ)が1分5秒790を記録してトップ浮上と、フリー走行2回目は大混戦の展開に。ハミルトンは残り34分で1分5秒335を記録してトップを奪い返し、その後ろを走っていたフェルスタッペンは自身のタイムを更新してきたが1分5秒412とトップに届かず2番手止まりだった。しかし、ハミルトンにコース外走行があったとの判定でタイム抹消。その結果フェルスタッペンがトップとなった。

残り32分、ダニエル・リカルド(マクラーレン)が1分5秒748で2番手に浮上。その後は各車決勝レースを見据えたロングランのテストを行い、タイムを更新するものは現れず、フリー走行1回目に続きフェルスタッペンがトップでセッションが終了した。

2番手はリカルド、3番手はオコン。以下ハミルトン、アロンソ、ベッテルと続き、ホンダ勢はセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が9番手、角田が15番手、ガスリーはパワーユニットのトラブルで走行せずノータイムでセッションを終えた。

■シュタイアーマルクGP フリー走行2回目結果
1. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分5秒412
2. ダニエル・リカルド(マクラーレン)/1分5秒748
3. エステバン・オコン(アルピーヌ)/1分5秒790
4. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分5秒796
5. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)/1分5秒827
6. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)/1分5秒934
7. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分5秒994
8. ランス・ストロール(アストンマーチン)/1分6秒079
9. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)/1分6秒089
10. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分6秒145
11. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分6秒147
12. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分6秒251
13. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分6秒270
14. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分6秒297
15. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)/1分6秒451
16. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分6秒628
17. ミック・シューマッハ(ハース)/1分6秒886
18. ニキータ・マゼピン(ハース)/1分7秒404
19. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分7秒669
20. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/No Time
オーストリアのレッドブルリンクで27日、F1第8戦シュタイアーマルクGPの決勝レースが行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールトゥウィン。自身初の2……

《藤木充啓》

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