宅配便の再配達率、外出自粛の反動で増加---11.2% 4月

宅配便(佐川急便)
宅配便(佐川急便)全 3 枚

国土交通省は6月25日、2021年4月の宅配便の再配達率が11.2%と、前年同月と比べて2.7ポイントアップしたと発表した。

前年4月は、全国一律の新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言発出による外出自粛要請の影響で、在宅しているケースが急増していた。今年4月は反動で再配達率が上昇したと見られる。緊急事態宣言が発出されていない昨年10月と比較すると約0.2ポイント減だった。

今年4月の内訳は、都市部の再配達率が12.0%、都市部近郊が10.7%、地方が10.2%だった。

国土交通省では、トラックドライバーの人手不足が深刻化する中、再配達の削減を図るため、宅配便の再配達率をサンプル調査を年2回実施するとともに、宅配ボックスや置き配をはじめ多様な方法による受け取りを推進、2025年度までに再配達率を7.5%程度に引き下げる目標を掲げている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  5. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る