非対面・非接触、AIで旅客案内…JRと大手私鉄が連携して実証実験 7月7日から

2020年12月からAIによる旅客案内システムが試験的に導入されているJR東日本の高輪ゲートウェイ駅。7者連携の実証実験には7月16日から参加する。
2020年12月からAIによる旅客案内システムが試験的に導入されているJR東日本の高輪ゲートウェイ駅。7者連携の実証実験には7月16日から参加する。全 9 枚

JR東日本、JR西日本など鉄道事業者7者は7月1日、人工知能(AI)を活用した非対面・非接触による旅客案内の実証実験を連携して実施すると発表した。

参加事業者はJR2社のほか、近畿日本鉄道(近鉄)、京王電鉄(京王)、東急電鉄(東急)、南海電気鉄道(南海)、阪急電鉄(阪急)の大手私鉄5社で、7月7日~9月30日には導入済の駅を含めて行ない、その結果を参加各者で共有。意見交換などを通じて機能や案内業務の向上に努めるとしている。

実施箇所は、JR東日本が渋谷(7月16日~)・高輪ゲートウェイ(7月16日~)・海浜幕張・仙台・盛岡・新青森・秋田の各駅、JR西日本が大阪駅(7月7日~)、近鉄が大阪難波駅、京王が新宿・下北沢(7月19日~)の各駅、東急が渋谷(道玄坂改札は7月7日~)・自由が丘(南口改札、7月7日~)の各駅、南海が難波駅(7月7日~)、阪急が大阪梅田駅(7月7日~)。

なお、近鉄と南海は難波駅が共通のターミナルであることから、相互に連携して案内を実施するとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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