山陰に再び大雨、一畑電車が運行見合せ…影響は東北へも波及 7月12日の鉄道運休情報

冠水した山陽本線糸崎駅(7月8日)。
冠水した山陽本線糸崎駅(7月8日)。全 4 枚

山陰地方を中心に再び中国地方が大雨に見舞われているため、7月12日のJR西日本では終日運休や運行見合せが相次いでいる。

JR西日本の発表によると、山陰本線では米子~浜田間で終日運休が決定。山陰本線伯耆大山~米子間、境線米子~境港間(全線)、木次線宍道(しんじ)~出雲横田間、伯備線上石見~伯耆大山間は早くとも15時以降の再開となる。芸備線では備後落合~三次間で運行を見合わせている。

また、呉線三原~竹原間では7月12日からバスによる代行輸送が開始されているが、竹原~広間では安登(あと)駅(広島県呉市)で発生した信号トラブルの影響で運行を見合わせており、再開の目途が立っていない。

なお、山陽本線は7月12日始発から全線が再開しているが、一部車両に不具合が発生しているため、山陽本線糸崎~岩国間と呉線竹原~海田市間では編成減車が行なわれている。

一方、島根県の一畑電車も再び全線で運行を見合わせており、今後に行なう点検で再開の可否を判断するとしている。

大雨の影響は東北地方にも及んでおり、JR東日本では羽越本線酒田~秋田間の終日運休を決定。只見線会津若松~会津川口が15時30分頃、飯山線戸狩野沢温泉~森宮野原間が15時頃の再開を見込んでいる。只見線は大白川~只見間でも運行を見合わせているが、再開の目途は立っていない。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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