ボルボカーズ、ポールスターへの出資比率を引き上げ…49.5%に

ポールスター1 の最終モデル(上海モーターショー2021)
ポールスター1 の最終モデル(上海モーターショー2021)全 9 枚

ボルボカーズ(Volvo Cars)は、ポールスターの株式を追加取得し、出資比率を49.5%に引き上げる。7月12日、ボルボカーズが発表した。

ポールスターは、ボルボカーズ傘下の高性能車開発メーカーだ。ポールスターの市販車第1弾は、高性能プラグインハイブリッド(PHV)クーペの『ポールスター1』だった。市販車第2弾の『ポールスター2』は、ポールスター初のピュアEVで、テスラ『モデル3』などと競合するミッドサイズEVスポーツセダンだ。市販車第3弾の『ポールスター3』は、ブランド初の電動SUVとして開発が進められている。

今回の出資比率の引き上げは、ボルボカーズのポールスターのポジショニングに対する強固な信念と、急成長しているプレミアムEVセグメントにおけるエキサイティングな可能性を反映したものだという。ここ数年、ポールスターは大きな進歩を遂げており、高性能EVの世界市場のパイオニアとしての地位を確立している、と自負する。

ポールスターは、ボルボカーズの生産システムを活用している。ボルボカーグループの次世代電動車向けアーキテクチャをベースにするポールスター3は、米国サウスカロライナ州リッジビルにあるボルボカーズの工場で生産される予定だ。

また、2020年代の半ばまでに、ヨーロッパで将来のポールスターの新型車の生産を計画している。なお、ボルボカーズは、出資比率をさらに引き上げたり、ポールスターを統合したりする予定はない、としている。

《森脇稔》

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