トヨタの世界販売、コロナ禍前を上回り初の500万台 2021年上半期

トヨタ・ハイランダー (北米仕様)
トヨタ・ハイランダー (北米仕様)全 2 枚

トヨタ自動車は7月29日、2021年上半期(1~6月)の販売・生産・輸出実績(速報)を発表。グローバル販売台数は過去最高となる前年同期比32.7%増の500万4625台、2年ぶりのプラスとなった。

国内販売(含軽)は同14.8%増の81万5836台。海外販売は同36.9%増の418万8762台で過去最高を記録。ともに2年ぶりのプラスとなった。米国で『ハイランダー』などのライトトラックや、『ヴェンザ』などのHEV、『カムリ』などのセダンが引き続き堅調だったほか、中国では市場が堅調なことに加え、『カローラ』、『レビン』、『カムリ』、『アバロン』、レクサス車などが好調だった。除軽市場のシェアは同2.5ポイントアップの52.3%と、3年連続で前年実績を上回った。

また、グローバルで販売した電動車の比率は、2020年上半期の約21%から、2021年上半期は約26%に増加。主に、北米、欧州、中国が牽引した。

世界生産台数は同36.3%増の451万7187台で、2年ぶりのプラスとなった。国内生産は同20.0%増の155万8436台、海外生産は同46.9%増の295万8751台。いずれも3年ぶりに前年実績を上回った。

輸出は同21.0%増の93万6821台と2年ぶりのプラスとなった。

《纐纈敏也@DAYS》

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