アストンマーティンの新型車、『ヴァルキリー』に新グレードか…ペブルビーチ2021で発表へ

アストンマーティンの新型車のティザー写真
アストンマーティンの新型車のティザー写真全 7 枚

アストンマーティン(Aston Martin)は8月2日、米国で8月15日に開催される「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス2021」において、新型車を初公開すると発表した。

米国カリフォルニア州で毎年開催される「モンテレー・カー・ウィーク」の有名イベントのひとつが、「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」だ。1950年開始という長い歴史を持ち、全米から車好きの富裕層が多く集まる一大イベントで、世界中から集められた数々のクラシックカーが展示される。また、ここ数年は、自動車メーカーが新型車やコンセプトカーを発表する機会も増えている。

アストンマーティンは、ペブルビーチ・コンクール・デレガンス2021において、新型車を初公開する予定だ。アストンマーティンは、この新型車のティザー写真を1点配信しており、ハイパーカーの『ヴァルキリー』の新グレードの可能性が高い。

ヴァルキリーには、軽量構造のミッドシップ2シーターのボディに、コスワースが開発を手がけた6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載する。モータースポーツ向けエンジンで豊富なノウハウを持つコスワースの最新技術が、ヴァルキリーのエンジン開発に注がれている。

また、ヴァルキリーには、ハイブリッドパワートレインを搭載する。6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンが、最大出力1000hp/10500rpm、最大トルク75.5kgm/7000rpmを引き出す。このエンジンに、モーターの最大出力160hp、最大トルク28.6kgmが加わる。F1マシンのような「KERS」スタイルのブーストシステムとなる。エンジンとモーターを合わせたハイブリッドパワートレイン全体では、1160hpのパワーと91.8kgmのトルクを獲得。0~96km/h加速は2.5秒以下となる。

《森脇稔》

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