スバルの「ウィルダネス」第2弾、フォレスター ベースの可能性 9月2日米国発表へ

スバルの「ウィルダネス(Wilderness)」の名前を付した新型車のティザー写真
スバルの「ウィルダネス(Wilderness)」の名前を付した新型車のティザー写真全 3 枚

SUBARU (スバル)の米国部門は8月19日、「ウィルダネス(Wilderness)」の名前を付した新型車を、9月2日に初公開すると発表した。

ウィルダネスの第1弾モデルが、2021年3月に米国で発表された『アウトバック・ウィルダネス』だ。乗用車とSUVの長所を融合させたスバルのフラッグシップクロスオーバーSUVの『アウトバック』をベースに、アウトドアシーンで頼れる走破性と機能性をさらに強化し、タフでラギッドなキャラクターに磨きをかけたモデルとして登場した。

アウトバック・ウィルダネスでは、専用の内外装デザインを採用した。エクステリアは、フロントとリアのバンパーを専用デザインとし、専用バンパーは車体を保護する役割も兼ね備えている。インテリアは、アナダイズドイエローをアクセントに使用し、ブラックとグレーのダークトーンで全体をコーディネートした。シート表皮や後席シートバックなどには、防水性を備えた素材を採用した。

タイヤは、オールテレーン仕様を装着することにより、登坂路などでの走破性を追求した。最低地上高は、標準モデルの8.7インチ(約220mm)から、アウトバック・ウィルダネスでは9.5インチ(約240mm)に引き上げられた。悪路走行を支援する「X-MODE」に関しては、「DEEP SNOW/MUD」モードの対応速度域を広げ、実用性を向上させている。

スバルの米国部門は、このウィルダネスの名前を付した新型車を、9月2日に初公開する予定だ。ウィルダネス第2弾モデルのティザー映像を配信した。ウィルダネス第2弾モデルは、『フォレスター』がベースの可能性が高い。

なお、スバルの米国部門は、機能的なテクノロジーとタフな機能を内外装に盛り込んだ。さらなる冒険に備えて欲しい、としている。

《森脇稔》

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