DS 4 新型にPHV、燃費76.9km/リットル…2021年内にフランス発売

EVモードの航続は55km

カメラが路面の凹凸を検知してサスペンションを調整

レベル2の部分自動運転が可能に

DS4 新型の E-TENSE
DS4 新型の E-TENSE全 31 枚

DSは8月30日、新型『DS 4』のプラグインハイブリッド車(PHV)、「E-TENSE」をフランス本国で2021年内に発売すると発表した。現地ベース価格は、3万8200ユーロ(約500万円)だ。

[写真:DS 4 E-TENSE]

EVモードの航続は55km

初代にはなかったPHVパワートレイン車として、E-TENSEが初設定された。直列4気筒ガソリンターボエンジン(最大出力180hp)に、電気モーター(最大出力110hp)、「EAT8」ギアボックスを組み合わせて、PHVシステム全体で225hpのパワーと36.7kgmのトルクを引き出す。動力性能は0~100km/h加速が7.7秒とした。

より効率を増し、コンパクトでありながら蓄電容量を12.4kWhとしたバッテリーは、トーションビームの後ろに配置された。コンパクトで大容量の新しいセルを、変形可能なビームの後ろに配置することにより、さらなる効率的なバッテリーを目指している。

この新開発バッテリーの効果もあって、PHVパワートレインを搭載する新型DS 4のE-TENSEは、ゼロエミッションモードで55km(WLTP複合サイクル)の航続を可能にしている。この効果で、燃費は76.9km/リットル、CO2排出量は29g/kmとした。DS4 新型の E-TENSEDS4 新型の E-TENSE

カメラが路面の凹凸を検知してサスペンションを調整

「DSアクティブスキャンサスペンション」を搭載する。カメラはフロントガラスの上部に配置され、路面の凹凸を検知し、そのデータをコンピューターに送信する。4つの姿勢センサーと3つの加速度センサーにより、システムはそれぞれのホイールを独立して制御する。受け取った情報をもとに、システムは必要に応じてダンパーの減衰力を高くしたり低くしたりする。その結果、あらゆる路面状態で、より高い快適性が得られる、と自負する。

新型DS 4は、95%が再利用可能な素材でできており、85%がリサイクル可能な部品でできている。重量の30%が再生可能な素材やリサイクル素材で、金属とポリマーに区別される。とくにダッシュボードは、見えない部分にヘンプ素材を20%使用している。リサイクル素材のうち、ポリプロピレン、ポリエステル、熱可塑性繊維は、シャシーの下のバッフルやノイズ低減対策として、またマウントポイントとして使用されている。

ボディカラーは全7色で、そのうち2色は新色のカッパーゴールドとラッカーグレーだ。他の色は、クリスタル パール、プラチナムグレー、レッドベルベッド、パール ホワイト、ペルラネラブラックとなる。DS4 新型の E-TENSEDS4 新型の E-TENSE

レベル2の部分自動運転が可能に

最新の先進運転支援システム(ADAS)を採用している。すでに『DS 3 クロスバック』、『DS 7 クロスバック』、『DS 9』に搭載されているレベル2の部分自動運転システムの「DSドライブアシスト」が、新型DS 4では「DSドライブアシスト2.0」にアップデートされている。

クルーズコントロールは、交通の流れに応じて速度を調整し、渋滞時の一時停止や再発進を行う。また、車線内の左右のポジションをドライバーの好みに応じて設定し、維持することが可能だ。

3つの新しい機能向上が図られている。セミオートの追い越し、コーナーでの速度調整、道路標識からの速度予測だ。ステアリングホイールには、ドライバーが常にコントロール可能かどうかを判断するために、グリップセンサーが採用されている。

新しい「Rader Corners」には、最大75mの遠方の死角監視や、ブラインドスポットからの衝突などを避けるためのリアトラフィックセンサーを搭載している。

また、「DS ナイトビジョン」を設定する。このシステムは、道路の危険を視覚的に明確にする。グリルに設置された赤外線カメラが、夜間や光量の少ない場所で、最大 200m 先の歩行者や動物を検知する。道路の危険をインストルメントパネル内のデジタルディスプレイや「DS エクステンディッド・ヘッドアップディスプレイ」に警告として表示し、ドライバーが対処できるように促すという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラNISMO』8月改良か、ブラック仕様追加の可能性
  2. トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
  3. なぜ標準装備にしなかった? 新型『GSX-R1000R』のウイングレットに込めた“スズキの哲学”
  4. 「今年は本格SUV熱い」年内復活の三菱『パジェロ』、デザイン予想が加熱! SNSで注目に
  5. アウディ『A3オールストリート』、車高30mmアップのSUVに改良新型…インテリアを刷新
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. 手放し走行で累計2000万km超、BMWの先進運転支援「Highway Assistant」…高速道路で最高130km/hまで手放し走行可能に
  3. 自動車業界の現場が直面しているサイバーセキュリティの課題と実態【自動車セキュリティ解説 第1回】
  4. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
  5. 神奈川個人タクシー、電脳交通のクラウド配車システム「DS」導入…S.RIDEとUberにも対応
ランキングをもっと見る