VW パサート 後継モデルはEV!? 『エアロBセダン』2023年デビューへ向け開発中

VW エアロB セダン(仮称)プロトタイプ(スクープ写真)
VW エアロB セダン(仮称)プロトタイプ(スクープ写真)全 27 枚

VWが現在開発をしていると見られる新型フルエレクトリック・セダン、『エアロBセダン』(仮称)市販型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

エアロBは、2018年に公開された「ID.スペースビジョン」を起源とし、将来『パサート』に置き換わるモデルだと予想されている。生産型ではVWグループのEVプラットフォーム「MEB」を採用、『フェートン』クラスの室内空間を持つモデルとして、2023年のデビューが確定している。

オーストリア・アルプスで捉えたプロトタイプは、グリルとヘッドライト上のテープを除いてほぼフルヌード状態だ。『ID.3』と『ID.4』のデザインから想像すると、ライトの間にLEDライトアクセントが配置される可能性がありそう。黒いトリムのストリップはグリルのように見えるが、実際には開口部ではない。

VW エアロB セダン(仮称)プロトタイプ(スクープ写真)VW エアロB セダン(仮称)プロトタイプ(スクープ写真)
よく見るとアンダー部分はインテークではなく塗装されたセクションであることがわかる。密閉されており、最下部のメッシュ部分だけがエアインテークとなっている。

サイドビューは、リフトバックのような流れるルーフラインが見てとれるほか、フラッシュドアハンドルを装備。シンプルでスポーティなボディスタイルと言えそうだ。後部は、リアウィンドウ上部にLEDストリップテールライトを配置、バンパー下部には排気口のようなものが見えるが、もちろんダミーのコンポーネントだ。

EVスペックは84kWhのバッテリーを搭載、航続は700km。最大200kWの充電に対応し、急速充電を使用すれば約10分で230km走行できる電気を充電する。ベースモデルは後輪駆動と予想されるが、2モーター、全輪駆動バージョンも有力で、ステーションワゴンやパフォーマンス重視の「GTX」バージョンのラインアップも期待されている。

エアロBの生産は2023年からドイツのエムデンにある工場で行われ、車名は「ID.6」も候補に挙げられているようだ。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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