マニアック?! 懐かしの名車210台が集結…カーフェスティバルin川島町

カーフェスティバルin川島町
カーフェスティバルin川島町全 56 枚

埼玉県川島町役場の駐車場で10月24日、カーフェスティバルin川島町が開催され、爽やかな秋晴れの下に昭和平成のマニアックなオールドカー約210台が集まった。

来年川島町が町制施行50周年を迎えるにあたってのプレイベントとして開催されたもので、同庁舎の広々とした駐車場を開放。日本旧軽車会(吉崎勝会長)を中心に全日本ダットサン会(佐々木徳治郎会長)や宇都宮クラシックカークラブ(杉山智之会長)などが協力して、関東を中心に遠くは山形や静岡などからも旧車たちが駆け付けた。

飯島和夫町長は冒頭のあいさつでホンダ『N360』や日産『サニー』『ブルーバード』など自身の車歴を語り、「(プリンスの)『スカイライン54B』が憧れでした」とマニアックな面を披露。「私もこの日を楽しみたい」と話し、参加した旧車オーナーたちから大きな拍手をもらった。

参加規程は、昭和から平成12年(2000年)までに生産された国産・外国製の2輪、3輪、4輪車で、当初は120台の募集予定だったが参加希望が殺到。結果的に210台のエントリーとなった。

ブルーバードや『フェアレディ』『シルビア』などのダットサン勢が50数台に、スバル『360』やホンダ『ライフ』、三菱『ミニカ』、スズキ『ジムニー』などの360cc時代の軽自動車が数多く参加。トヨタ『パブリカ』や『カローラ』、マツダ『コスモスポーツ』、日野『コンテッサ』、スバル『ff-1』、いすゞ『ベレット』などの個性ある国産車に、デロリアン『DMC-12』やベンツ『SL』、ヒルマン『インプ』、MG『MGA』、ランチア『デルタHFインテグラーレ』、フェラーリ『ディーノ』などの貴重な外国車も加わった。

真っ赤なホンダ『S600』と真っ白なベントレー『Rタイプ』に、前期型と後期型のトヨタ『2000GT』が並んだ庁舎前は特に人気。ダイハツ『ミゼット』やマツダ『K360』などの可愛らしい3輪自動車に、ホンダ『スーパーカブ』『CB90』『CB72』『シルクロード』といった2輪車なども展示され、正午頃になると来場者はかなりの数に。雪化粧をした富士山の姿も遠望できる爽やかな秋晴れの下、規模や内容ともに充実したイベントとなった。来年10月には第2回目の開催が決定しているという。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  2. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  3. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る