運転挙動などのビッグデータを保険サービスの高度化に活用

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あいおいニッセイ同和損害保険と野村総合研究所は10月25日、あいおいのさまざまなサービスから得られるデータを統合的に集計、分析できるビッグデータ分析基盤を共同開発し、10月から本格導入すると発表した。

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今回開発したビッグデータ分析基盤は、野村総研のデータ分析プラットフォーム「NDAP」をベースに開発した。運転挙動など、あいおいが保有するデータに社外データを掛け合わせ安全に集計・分析できるようにした。

あいおいニッセイ同和損保は今後、ビッグデータを活用した安心・安全な社会の実現に向けた保険サービスの高度化を進める。同時に、地方自治体や提携企業とデータ資源を活かした事業の創出や社会課題の解決に取り組む。

分析対象となるデータは、損害保険の契約情報や事故・支払情報に加え、運転中の運転挙動・道路・天候など、センサーから得られる膨大なデータを含んでいる。

分析では、データ構造や管理体系が異なる大量のデータを相互に関連づける必要があり、データカタログ機能、データ収集・加工・蓄積・分析にまたがるデータマネジメント機能を中心に構築した。

あいおいは2015年に買収した英国テレマティクス保険大手 BIGなどを通じ地球約70万周に相当する走行データを保有している。安全運転を促す安全運転スコアリングや迅速な事故解決を行うためのテレマティクス損害サービスなど、データを活用した保険サービスの高度化を進めている。

《レスポンス編集部》

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