「顔パス」で手ぶら観光…富士五湖でMaaSの実証実験

富士五湖周辺エリアで観光型MaaSの実証実験を実施へ
富士五湖周辺エリアで観光型MaaSの実証実験を実施へ全 5 枚

パナソニック、富士急行、ナビタイムジャパンは10月27日、富士五湖周辺エリア全体の回遊性向上を図るため「富士山エリア観光DX革新コンソーシアム」を組成するとともに、観光型MaaS(モビリティアズアサービス)「手ぶら観光サービス」の実証実験を実施すると発表した。

実証実験では国内で初となる顔認証を活用する周遊電子チケット「富士五湖 顔認証デジタルパス」を発行する。これによってエリア内に点在する複数の観光施設と周遊バス、鉄道の入場や決済が顔認証だけでシームレスに利用できる。

富士五湖周辺エリアは多くの観光スポットがあるものの、広範囲にそれぞれ点在しているため、特定の場所だけを訪れて帰る観光客が多い。実証実験では、観光客が一度の旅行でより多くの観光スポットを訪問できるよう、顔認証と周遊電子チケットを融合した「手ぶら観光サービス」を提供する。

各観光施設とバスや鉄道の交通手段をシームレスにつなぐ。顔認証技術を活用することで紙のチケットやスマートフォンの提示が不要で、エリア全体のスムーズな移動による回遊性向上、非接触による安心・安全な観光の両立を図る。また、実証実験で蓄積されたデータを活用して新たな地域観光モデルの構築も目指す。

顔認証デジタルパスは11月1日から12月31日まで利用可能。

《レスポンス編集部》

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