もうバイトは不要? AIカメラによる交通量調査の実証実験…オートバックスと大分市

AIカメラによる交通量調査実証実験
AIカメラによる交通量調査実証実験全 2 枚

オートバックスセブンは11月16日、従来の手動カウンターに代わる、AIカメラによる交通量調査の実証実験を大分市内で実施する。

【画像全2枚】

国土交通省は、自治体と共同で5年に1度「全国道路・街路交通情勢調査」を実施しているが、国が調査する約7600区間については今年度調査から人手観測を廃止。人手不足の解消と業務の効率化、高度化、コスト削減を目指し、交通監視カメラの映像を人工知能(AI)で解析する手法を導入すると発表した。

オートバックスセブンでは、大分県由布市との包括連携における「地域防災と防犯対策の推進に関すること」の取り組みとして、今年度、河川水位監視AIカメラを用いた危険水位の自動検知に関する実証実験を実施。AI搭載の河川水位監視カメラは、従来のセンサーを用いた水位測定と比べ低コストで、中小規模の河川の見守りに適しており、警戒水位などに達した場合、関係者に通知する機能も搭載している。

今回、このAIカメラとサービスを転用し、大分市賀来西にカメラを設置し、12時間の交通量調査の実証実験を実施する。AIカメラでの観測は、車両の特徴を事前に学習したAIにより、交通量を計測。長時間連続調査や簡易的な調査でも手軽に実施でき、調査箇所を増やすことでより精度の高い観測データが得られる。なお、AIカメラによる交通量調査の実証実験は、大分県の取り組みとしては初となる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る