キッズ用電動バイク『WOOF』発売、スタイルコンバートでモトクロスもトライアルも楽しめる

ウーフ16/20
ウーフ16/20全 16 枚

ダートフリークは、子ども用電動バイク「ヨツバモト」の新製品として、モトクロスもトライアルも楽しめる『WOOF(ウーフ)16』『ウーフ20』の販売を開始した。

ダートフリークでは、キックバイクとエンジンバイクの間を繋ぐ電動バイク『meow(ミャウ)」(12インチ/16インチ)を開発。自転車よりも早く乗れるようになってしまうほどのフレンドリーさで好評を博していた。今回、もう少しスポーツしたいという声に応える形で16インチ/20インチモデルのウーフを開発・発売した。

ウーフ最大の特徴は、モトクロス的なディメンションとトライアル的なディメンションにコンバートできること。モトクロス的なディメンションはホイールベースが長く、キャスターが寝ており、フットペグは前寄り。スピードを出したライディングに適する。トライアル的ディメンションはホイールベースが短く、キャスターが起きていて、フットペグは後寄り。フロントアップなどのアクションライディングに適する。コンバート作業は5分~10分で完了。遊びに行くパークによって簡単に使い分けることができる。

電動バイクならではの強力な加速を見せるウーフだが、調整ダイヤルによって、最高速と加速を同時に調整できる。パワーマックスで40km/hだが、ダイヤルを一番左に回した状態では約10km/h。初めてバイクに乗るキッズでも安心だ。また、スイッチで2種類のトラクションモードを切り替えることができる。晴れモードは本来の加速を存分に味わえるモードで、ドライの舗装路での使用を想定。雨モードは、ウェットの舗装路やオフロード路面でのトラクションを重視して、穏やかな発進となる。

アルミフレーム、リチウムバッテリーを採用することで車体重量は16インチが24.5kg、20インチが26.5kg。入門用エンジン50ccバイクの約半分という軽量化を実現している。バッテリーの装着は短時間で交換できるスライドイン式を採用。充電時間は100V電源で約3時間。60kgの大人が乗車してフルパワーモードで約1時間、キッズならほぼ1日近くパークで遊ぶことができる。

足回りには前後サスペンション、ワイヤー式ディスクブレーキを採用する。スロットルも子どもの手に合わせて小径の専用設計。ブレーキレバーも子ども用のサイズをチョイスしている。ミャウ同様、チェーンとスプロケットを使わないインホイールモーターを採用。転倒の際に身体や衣服の巻き込みによる怪我のリスクを減らす。また、厚さ3mmの頑丈なアンダーガードでバッテリーを保護。岩や丸太を乗り越える際、ぶつかってしまった場合でも前方からの衝撃が斜めに逃げるように形状を工夫してある。

価格はウーフ16(7歳~)が19万3600円、ウーフ20(9歳~)が19万8000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る