自動運転バスで位置情報ビッグデータを活用、地域活性化など 国交省が支援

(イメージ)
(イメージ)全 1 枚

国土交通省は12月6日、携帯電話の位置情報のビッグデータを活用し、地域課題の解決や、従来の交通調査では得られなかった知見を取得する事業について支援先を決定したと発表した。

携帯電話の位置情報に関するビッグデータを活用し、観光客や住民の流動を可視化・分析することで、これまで困難だった各種政策立案や地域の課題解決が可能になることが期待されている。国土交通省では、携帯電話の位置情報データを活用し、地域課題の解決や、従来の交通調査では得られなかった知見の取得を目指す事業を支援する。

支援を公募した結果、52件の応募があり、有識者による審査委員会を踏まえて、9件を採択した。茨城県境町の「ビッグデータ・自動運転バスを用いた地域経済活性化」や滋賀県日野町の「町の公共交通再活性化に向けたビッグデータ活用分析実証実験事業」、おしかの学校(宮城県)の「牡鹿半島における観光ビッグデータ活用の実証実験」など。

採択されたモデル事業は12月に開始し、2022年3月に予定している報告会で成果を報告する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る