ホンダのオフロード仕様「トレイルスポーツ」、公式車両に起用へ…米国恒例の新年パレード

ローズパレードの「サウンドビークル」に起用

オフロード仕様らしい専用の内外装

3.5リットルV6エンジン+電子制御4WD「i-VTM4」

ホンダ・パスポート の2022年モデルの「トレイルスポーツ」
ホンダ・パスポート の2022年モデルの「トレイルスポーツ」全 18 枚

ホンダの米国部門は、2022年1月1日にロサンゼルスで行われる恒例の新年行事、「ローズパレード」の公式車両に、2022年型『パスポート』(Honda Passport)のオフロード仕様、「トレイルスポーツ」が起用されると発表した。

写真:ホンダ・パスポート「トレイルスポーツ」

◆ローズパレードの「サウンドビークル」に起用

ロサンゼルス郊外のパサディナで開催されるローズパレードは、米国の代表的な新年行事のひとつだ。2022年で133回目という長い歴史を誇り、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の前には、毎年およそ100万人もの観光客が訪れる一大イベントとして知られていた。

パレードには、さまざまなフロートが登場する。フロートとは大型の台車のことで、日本の祭りの山車のようなものだ。ホンダは、「Dream. Believe. Achieve」をテーマにフロートを製作し、2022年もローズパレードに参加する。

このローズパレードの公式車両に、2022年型パスポートのオフロード仕様のトレイルスポーツが起用される。同車が、2022年のローズパレードの「サウンドビークル」として使用される予定だ。

◆オフロード仕様らしい専用の内外装

パスポートは、『CR-V』の上に位置する中型SUVだ。その2022年モデルには、SUVやピックアップトラックにオフロード仕様車として設定される新シリーズのトレイルスポーツが用意された。トレイルスポーツ第一弾モデルが、パスポートの2022年モデルとなる。

パスポートのトレイルスポーツでは、専用の内外装を採用した。エクステリアは、グリルが専用デザイン。前後バンパーには、シルバー仕上げのスキッドガーニッシュが備わる。オレンジの「TrailSport」エンブレムが、フロントグリルとテールゲートに添えられた。「Passport」と「AWD」のエンブレムは、クロームからグロスブラックに変更されている。

マシーン加工された18インチアルミホイールも、トレイルスポーツの専用デザインだ。走行安定性を向上させるために、前後のトレッド幅は10mm拡大された。タイヤは245/60R18サイズを装着する。

室内では、ステアリングホイール、ドアパネル、シートにオレンジ色のコントラストステッチが添えられた。フロントシートのヘッドレストとオールシーズンラバーフロアマットには、TrailSportのロゴが刺繍された。メーターはグレーの照明とホワイトの指針に、専用の黒いクロームゲージサラウンドを追加する。夜間には、足元、オーバーヘッドコンソール、ドアハンドルポケット、ドアトレイ、カップホルダーを、琥珀色のアンビエント照明が照らす。

◆3.5リットルV6エンジン+電子制御4WD「i-VTM4」

直噴3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、最大出力280hp/6000rpm、最大トルク36.2kgm/4700rpmを発生する。トランスミッションは9速ATで、力強くスムーズな走りとダイレクトなレスポンスを追求する。

路面状況に合わせて前後輪の駆動力配分をコントロールする電子制御4WDシステム、「i-VTM4」を搭載した。砂地、泥道、雪上など各シーンに最適化した4つの走行モードを切り替えできる「インテリジェント・トラクション・マネージメント」を組み合わせることで、未舗装路やオフロードなどのさまざまな状況下で、高い走破性と走行安定性を実現した、と自負する。

なお、今後数年以内に、パスポートのトレイルスポーツのオフロード機能はさらに向上し、よりアグレッシブなタイヤやオフロードチューンドサスペンションなどのアップグレードが予定されている。

《森脇稔》

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