旧車ファン、6割以上が2台以上を所有…「観賞・コレクション」目的は1割以上

旧車の運転頻度に関するアンケート
旧車の運転頻度に関するアンケート全 4 枚

旧車買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車は、旧車の運転頻度と利用目的についてのアンケートを実施。旧車好きの6割以上が2台以上を所有していることが明らかになった。

近年では車の所有や利用に関して選択肢が広がり、それぞれのライフスタイルに合わせた方法を選択することが一般的になってきている。そんな中、旧車を購入・売却するユーザーも一定数いることは現代でも変わっておらず、中古車市場も日々変化。今回、旧車王では、旧車に興味のある男女173名を対象に、旧車の運転頻度と利用目的について調査を行った。

まず、旧車に乗る頻度については、最も多かったのが「週5回以上」で28.9%だった。以下、「週1回程度」17.9%、「週2~3回程度」17.3%が続き、回答者の6割以上が1週間に1回以上は乗っていることがわかる結果となった。一方で、「月に1回未満」も11.6%と1割を超えていることから、日常的に使うこととは違う目的で旧車を所有しているユーザーが一定数いることが推測できる。また、その他の回答の中には「車検が切れて2年乗っていない」「2年に1度」といった回答も見られ、旧車が好きもしくはその車に愛着があり、滅多に乗らない状況でも手放さないユーザーもいることがわかった。

旧車の利用目的については、最も多かったのは「運転を楽しむため」の55.5%だった。旧車が好きで所有しているユーザーは現行の車種にはない旧車ならではの運転の楽しさや走行性能に魅力を感じていることがわかる。2位は「通勤・通学」で14.5%、3位には「買い物などの日常利用」が続き、旧車オーナーの中にも移動を目的として所有しているユーザーも多くいることが伺える。また、「観賞用・コレクション」と回答したユーザーは11.6%。車を走らせる意外の目的で所有しているユーザーも一定数いることがわかった。

所有している旧車の台数については「1台」が最も多く38.2%だった。以下、「2台」27.7%、「3台」23.1%、「5台以上」5.8%、「4台」5.2%の順。最も回答を集めたのは「1台」だったが、2台以上の回答が全体の6割以上を占めた。旧車の利用目的が「運転を楽しむため」「観賞用・コレクション」と回答したユーザーが多かったことから、楽しむための車として旧車を所有し、日常の移動を目的とする車は別で持っているユーザーが多いということが推察できる。

《纐纈敏也@DAYS》

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