レクサスが考える環境コンセプトカー、エンジンも欲しい…東京オートサロン2022

レクサスROV Concept(東京オートサロン2022)
レクサスROV Concept(東京オートサロン2022)全 11 枚

東京オートサロン2022のトヨタGAZOOレーシングブースでは、レクサスのコンセプトモデルが3台展示されていた。

【画像全11枚】

1台目の レクサス『ROV Concept』は、四輪バギータイプの乗り物で、コンパクトなボディーサイズと、ROV(Recreational Off highway Vehicle)ならではの悪路走破性を備え、自然との触れ合いを楽しめるのが特徴。レクサス初の1リッター直列3気筒水素エンジンを採用し、環境に配慮しながらも、エンジン車ならではの鼓動を感じながらドライブできる。

2台目のレクサス『NX PHEV OFFROAD Concept』は、レクサス初のPHEVモデル『NX450h+』をベースに、大径のオールテレーンタイヤとホイールを装着し、ブロンズとブラックのマット塗装によるエクステリアなどのカスタマイズを施した、アドベンチャーライフスタイルを提案するモデルだ。

3台目は、2015年にすでに発表されているが、自転車のプロトタイプであるレクサス『NXB Concept Bike』だ。KYB製の倒立フォーク、レクサスデザイン部が独自に開発したカーボンフレーム、XeNTiS社がNXBのため特別に作り上げたカーボンモノコックホイールなど、高性能パーツが随所にちりばめられているのが特徴だ。

NX PHEV OFFROAD Concept とROV Conceptについて、説明担当者に話を聞いた。

「NX PHEV OFFROAD Conceptは、グリルをマット塗装していたりレクサスのエンブレムをスモーク塗装していたり、塗装によるカスタマイズがされている。ホイールは17インチで、オールテレーンタイヤをはかせるといった、パーツの変更を施しているところもある」

「カーボンニュートラル社会になってくると環境車の重要性が増してきているが、やっぱり環境車だってカスタマイズすると楽しいということを提案したいと考えた。そんなカスタマイズできることをアピールしつつ、アウトドアを楽しまれる方が増えている昨今なので、アウトドア向けのパッケージを提案してみた」

「PHEVモデルなので、山に出かけた際には給電機能を使って携帯電話の充電や、電気式ポットでお湯を沸かすといった扱い方もできる。環境車であれば自然の中で一緒に楽しむということができるということをぜひ皆さんに知ってもらいたい。これはレクサス車だけがというわけではなく、自動車社会全体としてこういうクルマの活用の仕方もあるよねという提案を含めたコンセプトモデルになっている」

「ROV Conceptは、普通の乗用車では行けないような道を走って、自然を楽しむというモデルだが、搭載しているのは水素エンジンなので排気もクリーンで、ほとんど水しか出さない。つまり自然を汚すことなく走りを楽しめるというモデルになっている。これは好みに分かれるかもしれないが、こういう形のクルマなので、やはりエンジンサウンドとか、エンジンの鼓動を感じられるほうが、走っていて楽しいという気持ちがより一層芽生えてくる。そういった感覚の部分も考えたコンセプトモデルになっている」

別コーナーには、3次元モータースポーツ・シリーズ『The Air Race World Championship』に参戦するパイロット・室屋義秀氏が操縦する飛行機『Zivko Edge540 V3』の3分の1スケールモデルが展示されている。室屋氏は、2009年に『レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ』に初のアジア人パイロットとして参戦。2016年、千葉大会で初優勝。2017年シリーズにはアジア人初の年間総合優勝を果たしている。室屋氏とLEXUSは2016年にパートナーシップを結んでおり、LEXUSの空力性能を解析するエンジニアの意見を受けて、飛行スタイルを変えるなど、厚い信頼で結ばれている。

《関口敬文》

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