BMW『R18』、1970年代のクルーザー風にカスタマイズ

改造の自由度が高いR18ならではの特長を利用してカスタム

ホイールとの隙間の少ないフェンダーを採用

オイルクーラーグリルは1960年代のキドニーグリルに触発

BMW  R18 オーロラ
BMW R18 オーロラ全 28 枚

BMWモトラッドは1月14日、イタリア・ヴェローナで開幕した国際二輪博覧会の「モーター・バイク・エキスポ2022」において、BMW 『R18オーロラ』(BMW R 18 Aurora)を初公開した。

写真:BMW R18 オーロラ

◆改造の自由度が高いR18ならではの特長を利用してカスタム

BMWモトラッドによると、R18は他のどのモーターサイクルよりも高度なカスタマイズを可能にするデザインを採用しているという。そのために、モーターサイクルの基本レイアウトをデザインする初期段階において、カスタマイズ性に焦点を当てている。その結果、取り外しが容易なリアフレームや、分解し易い塗装済みパーツセットが装備されている。

R18のリアエンドには、高い改造の自由度があり、比較的少ない労力で個人の好みに合わせたり、好みに応じて塗装を塗り替えたりすることができる。ブレーキやクラッチの油圧ラインや、ワイヤーハーネスの取り付け位置を慎重に選んでいるため、高いハンドルバーや低いハンドルバーに合わせた長/短の油圧ラインやワイヤーハーネスを組み合わせて、無加工で取り付けできるという。

純正アクセサリーにラインアップされているすべてのハンドルバーで、最適な取り付けキットが用意されている。さらに、バルブカバーやベルトカバーが、オイルチャンバーの外側に配置されるよう設計されているため、簡単に交換できる。R18オーロラでは、この改造の自由度が高いR18のデザイン特徴を利用して、カスタマイズに取り組んだ。

◆ホイールとの隙間の少ないフェンダーを採用

R18オーロラは、BMWモトラッドのイタリア・ローマ部門と関係が深い「ガレージ221」によってカスタマイズされた。BMW R18をベースにしたカスタムバイクを開発するというガレージ221の構想は、2019年のEICMA 2019から始まった。

カスタマイズプロジェクトは当初、バイクのさまざまなディティールに焦点を当てた。ガレージ221のピア・フランチェスコ・マルキオ氏は、インスピレーションを1970年代のクルーザーに求めたという。

ガレージ221が手がけたR18オーロラには、ラップアラウンドフェンダーを採用した。ホイールとの隙間の少ないフェンダーによって、エンジンが搭載されたバイクの中央部分を強調している。

◆オイルクーラーグリルは1960年代のキドニーグリルに触発

ベースモデルのR18からの変更点には、BMWのカスタマイズにおけるガレージ221のノウハウが反映された。すべてのパーツは、BMWモトラッドの他のモデルから流用している。例えば、サドルは2005年のBMW『1200 C』のものを使用した。1982年のBMW『R100』のウインカーや1991年のBMW『K75』のリアフレームの一部も使用されている。赤いボディカラーは、1983年のBMW 『RT100』の色を参考にして、特別に調合された。カウルやナンバープレートホルダーアームなどは、カスタムメイドとした。

エキゾーストパイプは、レオ・ヴィンスとのコラボレーションによって開発された。音に気を配り、より力強く魅惑的なサウンドに仕上げているという。

R18オーロラの縦長デザインのオイルクーラーグリルは、1960年代のBMWの四輪車のキドニーグリルに触発されたデザインとした。シリンダーヘッドカバー、インジェクションハウジング、中央のクランクケース、オイルクーラーグリルには、テクスチャード加工を施した、としている。

《森脇稔》

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