トヨタ セコイア 新型にラグジュアリーSUV…キャップストーン仕様を米国発売へ

クローム仕上げの専用グリルに22インチアルミホイール

ホワイト&ブラック仕上げのセミアニリンレザーシート

最大出力の437hpのハイブリッド搭載

トヨタ・セコイア 新型の「キャップストーン」
トヨタ・セコイア 新型の「キャップストーン」全 18 枚

トヨタ自動車の米国部門は今夏、新型トヨタセコイア』(Toyota Sequoia)のラグジュアリーグレード「キャップストーン」を発売する。トヨタ自動車の米国部門が、1月25日に発表した。

◆クローム仕上げの専用グリルに22インチアルミホイール

キャップストーンは、「頂点」を意味する。新型セコイアのキャップストーンには、クローム仕上げの22インチアルミホイールや電動ランニングボードを標準装備した。22インチのホイールは、セコイア史上最大サイズだ。専用のフロントグリルをはじめ、ドアミラーカバーなどには、クローム仕上げが施される。

ボディカラーには、ホワイト、ウィンドチルパール、セレスティアルシルバー、ルナロック、マグネティックグレーメタリック、ブループリント、アーミーグリーン、ミッドナイトブラックメタリック、スモークメスキート、スーパーソニックレッドを用意している。

先進運転支援システム(ADAS)では、最新の「Toyota Safety Sense 2.5」が標準装備される。さらに、ダイナックレーダークルーズコントロール(DRCC)が搭載された。ステアリングアシスト付きレーンデパーチャーアラートは、ウインカーを作動させずに車両がレーンから逸脱したことを検知した場合に、ドライバーに警告を発して、元のレーンに戻るようにステアリング操作を支援する。後部座席リマインダー、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラート、自動ブレーキ付きの前後パーキングアシストも採用している。

トヨタ・セコイア 新型の「キャップストーン」トヨタ・セコイア 新型の「キャップストーン」

◆ホワイト&ブラック仕上げのセミアニリンレザーシート

インテリアには、セミアニリンレザーシートや10インチのカラーヘッドアップディスプレイを標準装備した。シートはラグジュアリーな仕上げで、スタイリッシュなステッチと専用のホワイト&ブラックのカラーコンビネーションだ。センターコンソールと助手席側のダッシュボードには、オープンポア仕上げのダークアメリカンウォルナットが添えられた。ダッシュボードには、ウォールナットの象眼細工が配される。静粛性を向上させるため、新型セコイアシリーズで唯一、フロントに音響ガラスを装備している。

ドライバー正面には12.3インチのデジタルインストルメントディスプレイ、ダッシュボード中央には14インチタッチスクリーンを標準装備した。スマートフォンやタブレット端末と同じピンチ機能やズーム機能が利用できる。最新のトヨタオーディオマルチメディアシステムは、ワイヤレスのApple「CarPlay」とグーグル「AndroidAuto」に対応している。

「Drive Connect」に含まれている「IntelligentAssistant」を使用すると、「Hey Toyota」と呼びかければ、音声アシストシステムが起動する。これにより、目的地を検索したり、POI(Points of Interest)を見つけたり、オーディオをコントロールしたり、空調の温度を音声コマンドにより変更できる。 Drive Connectを通じて提供されるクラウドベースのネイティブナビゲーションシステムでは、地図とPOIがリアルタイムで無線更新され、GoogleのPOIデータが組み込まれた最新の検索機能が利用できる。

トヨタ・セコイア 新型の「キャップストーン」トヨタ・セコイア 新型の「キャップストーン」

◆最大出力の437hpのハイブリッド搭載

パワートレインは、他の新型セコイアと同じく、ハイブリッドの「i-FORCE MAX」のみとなる。このパワートレインは、従来型セコイアの「iForce」の後継ユニットだ。従来型のiForceは、5.7リットルのV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンで、最大出力は381hp、最大トルクは55.5kgmだった。

これに対して、新しいi-FORCE MAXは、ダウンサイズの排気量3445ccのV型6気筒ガソリンツインターボエンジンに、モーターを組み合わせる。モーターは、エンジンと10速オートマチックトランスミッションの間にレイアウトされた。モーターは、10速ATを介して、パワーを効率的に伝達する。エンジンの始動、EVモード走行、電気アシスト、エネルギー回生は、ハイブリッドコンポーネントを通じてのみ行われる。

新しいi-FORCE MAXパワートレインは、最大出力437hp/5200rpm、最大トルク80.6kgm/2400rpmを獲得する。従来型のiForceの5.7リットルから、エンジン排気量をおよそ2.2リットル縮小。それでいて、2個のターボとモーターにより、パワーは56hp、トルクは25.1kgm引き上げられている。

《森脇稔》

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