フォルクスワーゲングループの「エレクトリファイ・アメリカ(Electrify America)」は1月31日、「EV充電インフラストラクチャのベストインテスト賞」を2年連続で受賞した、と発表した。
2016年に設立されたエレクトリファイ・アメリカは、現在では米国最大のオープンDC急速充電ネットワークのひとつ。全米に、およそ3500の急速充電ステーションを擁する。
各充電ステーションには、出力150~350kWまでの急速充電器を備えており、米国で最速の充電速度という。エレクトリファイ・アメリカは2026年までに、米国とカナダに1800を超える急速充電ステーションと、1万以上の充電器を設置する計画。
エレクトリファイ・アメリカは、2年連続でEV充電インフラストラクチャのベストインテスト賞を受賞した。この賞は、『Charged Electric Vehicles Magazine』誌と、インフラスペシャリストの「umlaut」が選出している賞だ。
同賞では、米国内の7つの主要EV充電ネットワークプロバイダーを評価した。その結果、エレクトリファイ・アメリカは、アプリやウェブサイトの使い勝手などを評価する「デジタルプラットフォーム」部門で1位、充電ステーションの利便性を評価する「充電ロケーション」部門で2位となり、総合評価で1位を獲得している。