BMW『iX』に最強「M」、619馬力ツインモーター…シカゴモーターショー2022出展へ

0-100km/h加速は3.8秒

12.3インチと14.9インチの2つのディスプレイ

スポーティな内外装は「M」ならでは

BMW iX M60
BMW iX M60全 15 枚

BMWグループ(BMW Group)は2月7日、新型EVのBMWiX』の高性能な「M」モデル、「iX M60」を2月12日、米国で開幕するシカゴモーターショー2022に出展すると発表した。

写真:BMW iX M60

◆0-100km/h加速は3.8秒

iXには、第5世代の「BMW eDrive」テクノロジーが採用されており、モーターはフロントアクスルとリアアクスルに搭載された。iX M60の場合、ツインモーターは最大出力540hp(10秒間に限って619hpにブーストが可能)、最大トルク102kgmを引き出す。「xDrive50」グレードの最大出力523hp、最大トルク78kgmに対して、パワーは96hp、トルクは24kgm強化された。

「スポーツモード」では最大トルクが103.5kgmに、「ローンチコントロール」作動時には、最大トルクが112.2kgmに引き上げられる。BMW史上、最強のトルクを発揮するiX M60は、0~100km/h加速を3.8秒で駆け抜ける。xDrive50グレードの4.6秒に対して、0.8秒速い。また、最高速は250km/h(リミッター作動)とした。xDrive50グレードの最高速200km/hに対して、50km/h上乗せされている。

バッテリーの蓄電容量は、105.2kWh。1回の充電での航続(WLTPサイクル)は、最大575kmとなる。新しい充電技術により、高い充電出力でDC(直流)急速充電できる。iX M60は最大出力200kWで急速充電でき、およそ35分でバッテリー容量の80%を充電することが可能だ。10分の急速充電では、最大で150km走行分のバッテリー容量を充電できる。

BMW iX M60BMW iX M60

◆12.3インチと14.9インチの2つのディスプレイ

BMWカーブドディスプレイは、12.3インチのインフォメーションディスプレイと、1ピースでフレームレスガラス仕上げの14.9インチのコントロールディスプレイによって、フルデジタルスクリーンを構成する。

また、iXは、BMWグループで六角形のステアリングホイールを装備した初の量産車だ。サーキットにインスピレーションを受けた輪郭によって、アクセスのしやすさが向上し、インフォメーションディスプレイが見やすくなるという。

最新世代の「iDrive」ディスプレイと制御システムは、「BMWオペレーティングシステム8」がベース。BMWカーブドディスプレイのタッチ機能と、「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」の音声通信機能を重視して設計されている。リモートソフトウェアアップグレードは、新しい機能を無線でインストールすることができる。クラウドベースの「BMWマップス」とコントロールディスプレイのAR(拡張現実)ナビゲーションにより、高速で正確なルート案内を可能にした。

BMW iX M60BMW iX M60

◆スポーティな内外装は「M」ならでは

Mモデルらしいスポーティな内外装が採用される。スポーツブレーキシステムのブレーキキャリパーは青く塗られ、Mのロゴをあしらう。「BMWインディビジュアル」のチタンブロンズエクステリアラインを装備した。フロントサイドパネルとリアのハイグロスブラック/チタンブロンズ仕上げのMのロゴは、クリア仕上げ。専用のチタンブロンズデザインを採用した22インチのエアロホイールが、オプションで選択できる。

インテリアは、シート一体のヘッドレストを備えたマルチファンクションシート、大型のBMWカーブドディスプレイ、六角形のステアリングホイール、アンスラサイトのルーフライナーを装備した。インフォメーションディスプレイの左側には、Mのロゴが表示される。オプションのスイートインテリアでは、ナチュラルレザーシートをはじめ、インストルメントパネル、センターコンソール、ドアトリム、コントロールがゴールドブロンズで仕上げられる。

アルミスペースフレーム構造とカーボンケージによるインテリジェントな軽量設計と、最適化されたエアロダイナミクスが、効率を高め航続を延ばすことを可能にしたという。前後とアンダーフロア、ホイールにターゲットを絞ったエアロダイナミクス対策により、前面空気抵抗を示すCd値は0.26を達成した、としている。

BMW iX M60BMW iX M60

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラNISMO』8月改良か、ブラック仕様追加の可能性
  2. 「このサイズ感の車待ってた!」走りのミニバンとして復活!? トヨタ『エスティマ』次期型に期待の声
  3. なぜ標準装備にしなかった? 新型『GSX-R1000R』のウイングレットに込めた“スズキの哲学”
  4. スズキが『スペーシア』や『ハスラー』など、4車種50万台をリコール…エンストのおそれ
  5. トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. 手放し走行で累計2000万km超、BMWの先進運転支援「Highway Assistant」…高速道路で最高130km/hまで手放し走行可能に
  3. 自動車業界の現場が直面しているサイバーセキュリティの課題と実態【自動車セキュリティ解説 第1回】
  4. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
  5. 神奈川個人タクシー、電脳交通のクラウド配車システム「DS」導入…S.RIDEとUberにも対応
ランキングをもっと見る