BMW『X5M』改良モデルは非ハイブリッドで確定か? 新ヘッドライト&グリル採用

BMW X5M 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
BMW X5M 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 17 枚

BMWが現在開発中のミドルサイズ・クロスオーバーSUV『X5』改良新型にラインアップされる最強モデル、『X5M』市販型の最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

ドイツ市街地で目撃したプロトタイプは、すべてのダミーコンポーネントを削除、量産型デザインがついに露出している。フロントエンドは、『X6』や『8シリーズ』に見られるものと同様の両サイドに角度を持つグリルに変更、ヘッドライトがスリムになっている様子が偽装の下からも確認できる。バンパーは両サイドのインテークがカモフラージュされているが、センター部分が変更されていることがわかる。

後部では、LEDテールライトが現行と同じ形状を維持するが、3次元の視覚効果を備えた、新しい内部グラフィックスを特徴とするものに置き換えられる。またバンパーとデュフューザーを微調整する可能性が高い。ルーフスポイラーは変更されていないが、今後着手されると思われる。

BMW X5M 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)BMW X5M 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

内部では、BMW最新の「iDrive8」インフォテインメントシステムが搭載されると予想される。ダッシュボードは改良された8シリーズと同じく、より大型のディスプレイを備えたデュアルスクリーンセットアップが配置されるだろう。

改良新型で変更されない可能性の高い一つがエンジンコンパートメントだ。ボンネットの下には最高出力608psを発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、コンペティションバージョンでは最大617psを発揮する。引き続き8速ATが組み合わされ、アクティブMディファレンシャルを備える「M xDrive」全輪駆動システムに動力が送られる。

X5M改良新型のワールドプレミアは2022年後半、これが最後の非ハイブリッドX5Mとなる可能性が高い。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る