ポールスターの新型EV、新プラットフォームで航続延長へ 2024年発売

2シータースポーツカーやスーパーカーよりも高いねじり剛性を追求

高性能な4ドアGTクーペEV

インフォテイメントにグーグルのAndroid搭載

ポールスター5
ポールスター5全 11 枚

ボルボカーズ傘下のポールスターは2月15日、現在開発を進めている新型EV『ポールスター5』(Polestar5)に、接着アルミ構造による新プラットフォームを採用すると発表した。ポールスター5は、2024年に発売される予定だ。

写真:ポールスター 5

◆2シータースポーツカーやスーパーカーよりも高いねじり剛性を追求

接着アルミ構造は軽量で剛性が高く、優れた性能と環境上の利点を備えている。この技術は従来、大量生産車で採用するのは困難とされていた。しかし、ポールスターの280人のエンジニアチームは、ボディとプラットフォームの両方を同時開発するという新しい製造プロセスを見出すことにより、この課題を解決したという。

また、新しい素材と技術を導入することにより、ポールスター5のホワイトボディは、同車よりも小さな車よりも軽量と予想されるという。これが、航続や走行性能の向上にも貢献する。他社をリードする安全レベルを維持しながら、新しい接着アルミ構造によるプラットフォームは、開発の迅速化や品質の向上、プラットフォームの剛性アップにも役立つという。

ポールスターは、接着アルミ構造による新プラットフォームを採用することにより、4ドアのポールスター5が既存の2シータースポーツカーやスーパーカーよりも、優れたねじり剛性を実現する、と自負する。新しいプラットフォームを開発するというという今回の決定により、ポールスターはコンセプトカーの『プリセプト』に忠実な市販モデルを開発することが可能になったという。

ポールスター5ポールスター5

◆高性能な4ドアGTクーペEV

ポールスターの市販車第1弾は、高性能プラグインハイブリッド(PHV)クーペの『ポールスター1』だった。第2弾の『ポールスター2』は、ポールスター初のピュアEVで、テスラ『モデル3』などと競合するミッドサイズEVスポーツセダンだ。

ポールスターは2024年までに、新型電動3車種を投入する計画だ。3車種のうちの1台が、『ポールスター3』で、ブランド初の電動SUVとして開発が進められている。ボルボカーズから供給される車台は、完全な電動化のためにゼロから設計された新世代のEVアーキテクチャになる。ポールスター3では、エアロダイナミクス性能が追求されるという。

2024年までに発売する新型電動3車種のうちのさらなる1台が、コンセプトカーのプリセプトの市販バージョンとなるポールスター5だ。ポールスター5は、EVの高性能4ドアGTクーペとなる。

◆インフォテイメントにグーグルのAndroid搭載

ポールスター5には、グーグルの「Android」を搭載した次世代のHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)を採用する予定だ。これは、ポールスターとグーグルとの緊密なコラボレーションから生まれた。ボルボカーズはグーグルと提携し、アンドロイドを搭載したインフォテイメントシステムに、「グーグル・アシスタント(Google Assistant)」、「グーグル・マップ(Google Maps)」、「グーグル・プレイ・ストア(Google Play Store)」を組み込んでいる。ボルボカーズとグーグルは、過去数年にわたり、共同開発を進めてきた。

この新しいシステムによって、グーグルのオープンソースのアンドロイドプラットフォーム、「アンドロイド・オートモーティブOS(Android Automotive OS)」を車載化し、グーグル・マップやグーグル・アシスタント、自動車用アプリなどのサービスを、リアルタイムで更新できるようになる、としている。

《森脇稔》

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