EクラスEVに頂点、メルセデスベンツ AMG『EQE 53』は0-100km/hを3.3秒…欧州発表

ブースト機能作動時に最大出力が687hpに向上

1回の充電での航続は最大518km

メルセデスAMG専用のエクステリア

メルセデスAMG EQE 53 4MATIC +
メルセデスAMG EQE 53 4MATIC +全 10 枚

メルセデスベンツは2月16日、メルセデスAMGの市販EV第2弾、メルセデスAMGEQE 53 4MATIC +』(Mercedes AMG EQE 53 4MATIC +)を欧州で発表した。

写真:メルセデスAMG EQE 53 4MATIC +

◆ブースト機能作動時に最大出力が687hpに向上

EQE 53 4MATIC +は、メルセデスベンツ『Eクラス』に相当するEV、『EQE』をベースに開発された高性能バージョンだ。モーターは前後に合計2個搭載され、最大出力626hp、最大トルク96.8kgmを発生する。オプションの「AMGダイナミックプラスパッケージ」では、ブースト機能作動時に、最大出力が687hp、最大トルクが102kgmに引き上げられる。

可変式の「AMGパフォーマンス 4MATIC +」を搭載する。このシステムは、走行状況に応じて、前後アクスルの間で駆動トルクを連続的に配分する。トルク配分は、選択した走行モードによって異なる。コンフォートモードでは、効率に重点が置かれる。スポーツとスポーツ+モードでは、横方向のダイナミクスを高めるために、トルク配分が後輪寄りとなる。

EQE 53 4MATIC +は、0~100km/h 加速を3.5 秒(AMGダイナミックプラスパッケージは3.3秒)で駆け抜ける。最高速はリミッターにより220km/h (AMGダイナミックプラスパッケージは240km/h)に制限されている。

メルセデスAMG EQE 53 4MATIC +メルセデスAMG EQE 53 4MATIC +

◆1回の充電での航続は最大518km

EQE 53 4MATIC +には、最新のリチウムイオン技術を採用した強力な328ボルトの新世代バッテリーが搭載されている。蓄電容量は90.6kWhとした。バッテリーマネジメントシステムはAMG専用チューン。「スポーツ」と「スポーツ+」の走行モードでは、パフォーマンスに重点が置かれ、コンフォートモードでは航続に重点が置かれる。新世代のバッテリーは、従来と比較して大幅に高いエネルギー密度が特徴という。蓄電容量も大きい。新機能として、バッテリーマネジメントシステムの更新を、無線でインストールできる。1回の充電での航続は、最大518km(WLTPサイクル)とした。

新世代のバッテリーは、充電時間を大幅に短縮する、と自負する。バッテリーは直流の急速充電ステーションにおいて、最大出力170kWで充電できる。この場合、15分で最大180km(WLTPサイクル)の航続分のバッテリー容量を充電できる。車載充電器を使えば、自宅や公共の充電ステーションで、最大出力22kWの交流で充電できる。日本では、双方向充電に対応した。さらに、場所に応じて自動的にアクティブ化できるインテリジェントな充電プログラムがある。バッテリーに優しい充電などの機能により、充電がさらに効率的になるという。

ドライバーはステアリングホイールのスイッチにより、3段階で回生ブレーキのレベルを調整できる。「ECOアシスタント」によって、状況に応じて最適な支援を受けることも可能だ。オプションの「DRIVEPILOT」を装備すると、前方を走行する車両を検出して、信号機などで停止するまで自動的に減速を行う。

メルセデスAMG EQE 53 4MATIC +メルセデスAMG EQE 53 4MATIC +

◆メルセデスAMG専用のエクステリア

エクステリアは、「DIGITAL LIGHT」ヘッドランプを標準装備した。AMG専用のブラックパネルグリルには、クロームのホットスタンプ付き垂直ストラットやAMGのロゴが配される。フロントバンパーのインテーク部分は、グロスブラックで塗装され、クロームトリムをあしらった。

クロームトリム付きのハイグロスブラックのフロントリップスポイラー、エアインテークのフリック&フィン、クロームトリム付きのハイグロスブラック仕上げのエアカーテンを装備する。AMGサイドシルパネルもハイグロスブラック仕上げ。リアバンパーには、ディフューザーを組み込んだ。

また、リアには、ドライビングダイナミクスを向上させるために、大型スポイラーを装着した。抗力を増加させることなく、リアのリフトが減少するという。空力性能を高めたAMGアルミホイールも装備されている。


■詳細写真 https://response.jp/article/2022/02/21/354460.html

《森脇稔》

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