札幌圏の終日運休、再び…札幌-新千歳空港間は2月22日昼頃の再開を目指す

線路がまったく見えなくなった函館本線小樽駅の札幌方。暴風雪は依然続いており、2月22日も小樽駅からの札幌方面は始発から運休となる。2022年2月21日。
線路がまったく見えなくなった函館本線小樽駅の札幌方。暴風雪は依然続いており、2月22日も小樽駅からの札幌方面は始発から運休となる。2022年2月21日。全 3 枚

2月21日は台風並に発達した低気圧が北海道や東北・上信越地方を襲い、JR北海道では再び札幌駅(札幌市北区)を発着する列車が始発から終日運休する事態となった。

そして明日2月22日も、札幌~新千歳空港・苫小牧・小樽・岩見沢・北海道医療大学間が始発から運行を見合わせることになっており、特急も引き続き全列車が運休となる。

このうち札幌~新千歳空港間で、12時頃に1時間2本程度の運行で再開できるよう除雪作業を進めるとしている。

小樽駅の改札口。札幌方面、倶知安方面ともに全面運休となったため、コンコース以外はロックアウト状態に。2022年2月21日。小樽駅の改札口。札幌方面、倶知安方面ともに全面運休となったため、コンコース以外はロックアウト状態に。2022年2月21日。

一方、JR東日本でも羽越本線や奥羽本線など、東北地方で終日運休が続出。2月22日は羽越本線村上~酒田間が始発から12時頃まで、酒田~羽後本荘間が始発から8時頃まで運行を見合わせる。

また上信越線地方では、上越線水上~小出(こいで)間が始発から12時頃まで、飯山線十日町~森宮野原間が始発から終日、飯山線越後川口~十日町間と只見線小出~只見間が始発から12時頃まで運行を見合わせる。

JR西日本では、大糸線南小谷(みなみおたり)~糸魚川が2月22日も始発から終日運休となる。

上越線の状況。
飯山線の状況。

《佐藤正樹》

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