BMW M3 、歴代初の「ツーリング」のティザー…2022年内にモデル発表予定

BMW M3 ツーリング のプロトタイプ
BMW M3 ツーリング のプロトタイプ全 3 枚

BMWは3月8日、現在開発中の『M3ツーリング』(BMW M3 Touring)のプロトタイプが登場する映像『ICONIC PACK』を公開した。

新型『M3セダン』のワゴン版として、M3ツーリングは2022年に発表される予定だ。BMWは、新型M3にツーリングを設定することにより、高性能なプレミアムミッドレンジクラスのモデルラインナップを拡大する。BMWは2000年、3代目M3をベースにM3ツーリングのプロトタイプを製作したが、量産化には至らなかった。BMW Mの歴史において、M3ツーリングが市販されるのは、今回が初めてになる。

M3ツーリングには、新型M3セダン同様、ボンネットの下に3.0リットル直列6気筒の「M ツインパワーターボ」エンジンの最新版を搭載する。M3ツーリングでは、ベース車両の新型『3シリーズ・ツーリング』に対して、トレッドの拡大、フロントエアインテークの大幅な拡大、4本のエキゾーストテールパイプにより、MのDNAを表現するという。

なお、BMWは、M3ツーリングとベース車両の3シリーズ・ツーリング新型との違いについて、エンジンとパフォーマンスをはじめ、トレッドの拡大、リアの4本出しテールパイプなどを挙げる。フロントマスクについては、「エアインテークが著しく大きくなる」と公表しており、プロトタイプの写真からは、新型M3セダン同様、縦長デザインのキドニーグリルが採用されているのが確認できる。

BMWは、M3ツーリングのプロトタイプが登場する映像、『ICONIC PACK』を公開した。雪の残るワインディングロードで、新型M3セダンと新型『M4クーペ』のパフォーマンスを紹介している。映像の2分19秒付近から、M3ツーリングのプロトタイプが登場する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 「ゴツい見た目に、爽やかなブルーは反則」新型トヨタ『セコイア』発表で高まる日本導入への期待
  4. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
  5. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る