プラグで愛車の性能が上がる?レースの世界から一般車まで、加速感を体感できるNGKスパークプラグ…東京モーターサイクルショー2022

NGKスパークプラグ(東京モーターサイクルショー2022)
NGKスパークプラグ(東京モーターサイクルショー2022)全 21 枚

ブースの正面にずらりと並んだMoto GPや世界スーパーバイク選手権(WSBK)に参戦しているレーシングバイク。それらのマシンから一般のバイクまで幅広いラインナップを揃え、驚きの加速感を全てのライダーに届けるのが「NGK MotoDX Spark PLUG」だ。

◆2輪専用として進化したスパークプラグ「MotoDX Spark PLUG」

NGKスパークプラグ(東京モーターサイクルショー2022)NGKスパークプラグ(東京モーターサイクルショー2022)

4輪用に以前からラインナップされている「プレミアムRXプラグ」。そのプラグを2輪用に進化させたのが「MotoDX プラグ」となる。エンジンは燃料と空気を混ぜた混合気に火を点けて爆発して力を得ている。混合気に対していかに綺麗に着火をするか。そこにこだわっているのをプラグの細部に見ることができる。

NGKスパークプラグ(東京モーターサイクルショー2022)NGKスパークプラグ(東京モーターサイクルショー2022)

2輪用スパークプラグとして、加速性・耐久性・耐汚損性・燃費・始動性を向上させているのが特徴だ。ルテニウムを配合した極細中心電極から発せられる火花。その火花を受け取る外側電極にもルテニウムを配合。さらに外側電極を“D”の断面形状にすることで混合気の流れだけでなく、着火時の火炎の広がりも阻害しにくい形状になっている。

綺麗に混合気が流れ効率よく火炎が広がり理想的な燃焼を実現することにより、エンジンレスポンスに優れた加速感を得ることができる。加速時のスロットルレスポンスの向上も感じられる。さらに綺麗に火炎が広がり効率よく燃焼が行えることで、燃費も改善される。一般プラグに対して2.3%の燃費がアップする実験結果を社内テストで確認しており、実際の走行においても燃費の向上に対しても期待ができる。

NGKスパークプラグ(東京モーターサイクルショー2022)NGKスパークプラグ(東京モーターサイクルショー2022)

加えて、新素材を採用したことによりロングライフも実現しており、一般プラグで3,000~5,000kmが推奨交換時期だが、MotoDXプラグは8000~1万kmでの交換が可能になる。NGKの代名詞とも言えるイリジウムプラグと比べても、その先端部分も細さや小ささが際立っているのが2つを見比べると良くわかる。この細さが燃焼において効率化を実現するのだ。

◆旧車には今でも必要なパワーケーブル

NGKスパークプラグ(東京モーターサイクルショー2022)NGKスパークプラグ(東京モーターサイクルショー2022)

現在の2輪のほとんどがダイレクトイグニッションとなっていて、基本的にはプラグケーブルを必要としない。しかし少し前のバイクにおいて、プラグケーブルは必須だ。NGKでは現在も「パワーケーブル」と呼ばれる商品をラインナップ。効率の良い電線や電極を使用することで、ケーブルが必要な年代の2輪においても快適な燃焼をサポートする。

加えて、NGKは昔からレースシーンを支えており、サーキットはもちろん2輪4輪のマシンにそのステッカーなどが貼られてきた。現在でもステッカーやシャツなどのアパレルも充実したラインナップを揃えている。

NGKスパークプラグ(東京モーターサイクルショー2022)NGKスパークプラグ(東京モーターサイクルショー2022)

そして長年NGKがメインスポンサーを努める、国内の2輪4輪の最高峰のレースが繰り広げられる、2022NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レースが、4月23・24日に鈴鹿サーキットで開催予定となっている。

《雪岡直樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る