1.8億円超「洋上の別荘」、ヤマハが輸入する高級クルーザー『プレステージ460』の優雅さに見惚れる

プレステージ460(ジャパンボートショー2022)
プレステージ460(ジャパンボートショー2022)全 46 枚

ヤマハが輸入・販売を手がけるフランスのPRESTIGE(プレステージ)社のサロンクルーザー。既存の『プレステージ520』よりひとまわりコンパクトな『プレステージ460』を、「ジャパンボートショー2022」の係留展示で披露。優雅なしつらえを持つ船内は、まさに「洋上の別荘」と言える佇まいだ。

バーベキューも楽しめる、エレガントな『プレステージ460』

国内でも活況を示す、40フィートから50フィートクラスのクルーザー。各メーカーもこのサイズに力を入れているのか、ジャパンボートショー2022の係留展示が行われている横浜ベイサイドマリーナには多くのクルーザーが係留されていた。

プレステージ460(ジャパンボートショー2022)プレステージ460(ジャパンボートショー2022)

その中で、ヤマハが輸入・販売を手がけるのが、フランス・プレステージ社のサロンクルーザーだ。すでに販売されている52フィートのプレステージ520は好評を得ているそうだが、少しコンパクトで取り回しも良いプレステージ460が登場した。

エクステリアデザインはエレガントで流麗な美しいラインを描いてる。その美しさはインテリアにも続いており、開放的なフライブリッジを持ち、コックピットの横には広々としたサンパッドが繋がり、ブリッジ後方にはL字型のソファーが広がる。停船時には隠されたグリルとシンクを開ければ、開放的な空間でバーベキューなども楽しめる。

ブリッジ後方に広がるスペースにはL字型のソファーがブリッジ後方に広がるスペースにはL字型のソファーが

サロン部分にはコックピットの他に、L字型のソファーが優雅な空間を演出している。大きな冷蔵庫と広々としたシンクとグリルを備え本格的な料理も調理できる。優雅な食事シーンが目に浮かぶだろう。

ボルボエンジン搭載、ヤマハオリジナルのオプションも豊富に

階下に降りて目に入るのはメインステートルーム。200cm×150cmのダブルベットが迎え入れてくれる。写真のようにシングルベッド×2のように分けて使用することも可能だ。振り向くと、マスターステートルームが広がる。こちらは200cm×160cmのダブルベッドが広がり、オーナーの安らぎの空間となってくれる。

シングルベッド×2として使うこともできるメインステートルームのベッドシングルベッド×2として使うこともできるメインステートルームのベッド

メインステートルームとマスターステートルームそれぞれにシャワー&トイレルームが用意されており。クルージング時のプライベートも確保できるようになっている。インテリアにはグレーオークの木材を多用し、温かみのあるしつらえになっている。

純粋にフランスから輸入・販売だけを手がけるわけではなく、ヤマハオリジナルのオプション設定も豊富に用意され、バウフェンダーストレージラックやコックピットエンクロージャー、コックピット電動オーニング、GARMINメインモニター×2、アフトステーションジョイスティックなどが用意されている。

プレステージ460(ジャパンボートショー2022)プレステージ460(ジャパンボートショー2022)

搭載エンジンはVOLVO PENTA IPS600×2となっており、燃料タンクは1240リットル。IPSジョイスティックを用いて、直感的な操船が可能となっている。

オプション、諸費用で1億8000万円~

マリーナに停泊しながらクルーザーでのひとときを楽しむマリーナステイから、洋上へ出てクルージングを行い、その先で優雅な時間を過ごす。そのような使い方ができるプレステージ460はオプションや様々な費用などを含めていくと、おおよそ1億8000万円~というプライスになる。

《雪岡直樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  5. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る