ホンダ(Honda)の中国部門は4月6日、2022年第1四半期(1~3月)の中国新車販売の結果を発表した。総販売台数は35万3786台。前年同期比は9.3%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。
ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開している。2022年第1四半期実績は、東風ホンダが前年同期比19.6%減の16万8936台と、2年ぶりに減少した。一方、広汽ホンダは2.6%増の18万4850台と、2年連続で前年実績を上回った。
広汽ホンダでは、セダンの『アコード』や『クライダー』、コンパクトカーの『フィット』などを販売。東風ホンダでは、SUVの『CR-V』と『XR-V』、セダンの『シビック』などを販売している。
また、2022年第1四半期の「スポーツハイブリッド」搭載車の販売台数は5万4034台。前年同期比は1.2%のマイナスだった。
ホンダの2021年の中国新車販売台数は156万1540台。前年比は4%減と、3年ぶりに前年実績を下回っている。