ポルシェ『マカンEV』のインテリアは『タイカン』とは違う?プロトタイプを激写

ポルシェ マカンEV プロトタイプ(スクープ写真)
ポルシェ マカンEV プロトタイプ(スクープ写真)全 15 枚

ポルシェの主力モデルとなって久しいクロスオーバーSUV『マカン』。次期型にEVが登場することはすでに報じられている通りだが、今回スクープサイト「Spyder7」は、プロトタイプ車両のコックピットを激写することに成功した。新世代ポルシェのインテリアとは…。

ポルシェ マカンEV プロトタイプ(スクープ写真)ポルシェ マカンEV プロトタイプ(スクープ写真)

キャッチしたプロトタイプのカモフラージュは、これまでと大差なく、ダミーグリルを装着、ヘッドライトのアウトラインはわかるものの、内部はフェイクだ。またコーナーエアインテークを含むバンパーの大まかなデザインはわかるが、最終デザインではなく、今後修正されていくと思われる。

注目は、インストルメントパネルとセンターコンソールの一部を捉えたコックピットの写真だ。クラスターには3つの円形ゲージがあり、中央にスピードメーターを配置、左側の表示は現在タイヤの空気圧が表示されている。右側にはなにやらエラーが映されているが、開発車両ではよく見られることだ。ギアセレクターは『タイカン』や次世代『パナメーラ』のようなダッシュボード上の小さなスイッチではない。これまで次期型マカンは、タイカンのコックピットデザインを継承すると思われていたが、差別化されるようだ。

そのほか3本スポークステアリングホイールの水平セクションには多機能コンソールを装備。サーキュラードライブモードは右下に配置されている。またインフォテインメントディスプレイにはポルシェエンブレムの「H」と「E」が表示されていることにも気づく。

ポルシェ マカンEV プロトタイプ(スクープ写真)ポルシェ マカンEV プロトタイプ(スクープ写真)

センターコンソールの上部にはHVACコントロールと暖房/換気シート設定用のデジタルディスプレイを装備。デフォッガーや空気の車内循環などのボタンは下の列に配置されている。

次期型マカンは、VWグループの新しいプレミアムプラットフォーム「PPE」アーキテクチャを採用、アウディ『Q6 e-tron』や『A6 e-tron』と共有する。バッテリーは2つのサイズが用意され、どちらも急速充電用の800Vテクノロジーを装備。上位モデルは全輪駆動となる。

マカンEVは2022年内の登場が予想され、数年間はICEのマカンと併売されるが、2024年からはICEモデルを段階的に廃止していく予定だ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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