ホンダ元社長吉野浩行さんのお別れの会、“同僚”ASIMOもお見送り[新聞ウォッチ]

ホンダ元社長吉野浩行さんのお別れの会
ホンダ元社長吉野浩行さんのお別れの会全 4 枚

本田宗一郎氏が創業してから50周年を迎えた1998年、ホンダの5代目社長に就任し、今年4月1日に満82歳で鬼籍に入られた吉野浩行さんの「お別れの会」が、東京・港区のオークラ東京「平安の間」で行われた。

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日産自動車の内田誠社長ら自動車メーカー首脳のほか、ホンダ元社長の川本信彦氏をはじめ、故人と親交のあったOB関係者が、“満天の星空”を彷彿させるような青と白の花に囲まれた吉野さんの遺影の前で献花を行い、別れを惜しんだ。

吉野さんの趣味の一つには「天体観測」があり、海外出張の際などにも太陽系惑星の土星までの距離をわずか15センチに置き換えて測定できるビクセン製の「アルミ定規」を持ち歩いていた。同期の川本氏が社長に就任後、次期社長の脈はないと思い込み、退任後は星を観測するために、風光明媚の伊豆半島の三島に移り住む棲家まで購入していたほどだった。

献花を終えた隣の会場には、ホンダの三部敏宏社長、倉石誠司会長、竹内弘平副社長が参列者を出迎え、達成不可能と言われたマスキー法をクリアしたCVCCエンジンや生前の故人をしのぶ思い出の写真などを展示するコーナーが設けられた。社長時代には世界で初めての二足歩行ロボットの『ASIMO』を発表。ニューヨークの証券取引所の開始ベルを人間以外で初めて鳴らしたことでも知られていたが、一緒に働いた社長として、ASIMOを自ら「同僚」と呼んでいたというエピソードも。日本科学未来館などで活躍していたそのASIMOも3月末で現役引退したが、この日会場出口で、故人に代わり多くの参列者を“お見送り”していたのは何かの巡り合わせか。

2022年6月7日付

●はやぶさ2 砂に生命の源、小惑星で採取、地球外アミノ酸初確認(読売・1面)

エネオス、EV充電強化、ガソリン需要縮小、NECから運営権取得(読売・7面)

●トヨタ「ヤリス」首位奪還、5月新車販売(産経・11面)

●差し戻し審も「危険運転」東名あおり、懲役18年変わらず(東京・25面)

●ソニー、EV世界連合視野、ホンダと新会社核に、他社出資受け入れも、吉田社長に聞く(日経・3面)

●輸入車販売、5月14.7%減(日経・17面)

蒲蒲線、30年代開業へ、羽田アクセス改善(日経・38面)


《福田俊之》

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