四国連絡の電車急行がリバイバル…115系湘南色の『鷲羽』 9月4日運行

2017年に地域色から湘南色に塗り替えられた岡山電車区の115系300番台D26+D27の6両編成。車内シート配列は国鉄時代のままとなっている。
2017年に地域色から湘南色に塗り替えられた岡山電車区の115系300番台D26+D27の6両編成。車内シート配列は国鉄時代のままとなっている。全 3 枚

JR西日本岡山支社は7月14日、急行『鷲羽』のリバイバル列車を9月4日に姫路~宇野間で運行すると発表した。

展開中の岡山デスティネーションキャンペーンにおける鉄道企画の一環として運行されるもので、岡山電車区に配置されている湘南色の115系3両編成2本を充当する。時刻は姫路8時31分発~宇野11時10分着・16時14分発~姫路19時24分着。

旅行商品として運行され、旅行代金はロングシート利用プランが大人1万4800円~1万9800円・子供1万2800円、ボックスシート利用プランが大人1万6800円~2万1800円・子供1万4800円。申込みは日本旅行のウェブサイトで受け付けている。

急行『鷲羽』は、宇高連絡船と接続する四国連絡列車として1956年11月に運行を開始した京都~宇野間の客車準急が前身で、1959年9月に「わしう」の愛称名が付けられた。1960年10月には153系準急型電車に置き換えられ『鷲羽』に改称。急行格上げ後の1968年10月には11往復を数えたが、1980年10月に廃止された。一時は153系のほか165系や475系も充当されたことがあったが、115系が充当されたことはなかった。

現役当時の『鷲羽』(165系)現役当時の『鷲羽』(165系)


KATO 153系 直流用急行形電車 モハ152
¥4,490
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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