新型コロナ第7波到来、「メディカルキャンピングカー」の提供体制強化

メディカルキャンピングカー
メディカルキャンピングカー全 3 枚

キャンピングカー株式会社は、新型コロナウイルス感染症拡大による移動型療養病床・検査機器搭載車両「メディカルキャンピングカー」の需要増加を受け、7月15日より関東・関西をはじめ、北海道、東北、東海、中国地方、九州へと貸出拠点拡大と提供体制の強化を実施した。

現在、新型コロナウイルス感染症の第7波とも言われている現状により、従来通りの診療体制では受け入れに限界があり、各医療機関は院内感染、クラスターの発生を防ぐ為、発熱外来の専用施設を院外に新設するなどの対応に追われている。

こうした状況の中、キャンピングカー株式会社が提供する「メディカルキャンピングカー」の導入申し込みや問い合わせが急増している。メディカルキャンピングカーは、医療分野に特化した「メティカルモビリティ」。キャンピングカーをベース車両に採用することで、人口呼吸器や酸素マスク等を使用できる電源や、サブバッテリーで稼働できる照明・空調設備などに加え、広い車内空間を確保。また、けん引トレーラーやプレハブと比べても、機動性に優れ、設置や撤去までに時間を要さない。

同社の集計結果(2022年1月~6月末)によると、メディカルキャンピングカーの利用用途は「PCR検査・抗原検査施設」(34%)、「発熱外来診察室」(22%)、「ワクチンの訪問接種」(19%)、「陽性者の隔離施設」(12%)、「医師・看護師の待機場所」(10%)の順。さまざまな用途で、逼迫する医療提供体制を支えている。

今回、キャンピングカー株式会社では、メディカルキャンピングカーの需要増加を受け、貸出拠点の拡大を決定。関東・関西をはじめ、北海道、東北、東海、中国地方、九州へ拡大し、全国各地の医療機関を支援していく。


《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る