シボレー コルベット に頂点、670馬力の『Z06』新型…今夏米国受注開始

0~96km/h加速は2.6秒

通常のコルベットよりも全幅を94mm拡大

サーキット走行を意識した「Z07パフォーマンスパッケージ」

シボレー・コルベット Z06 新型
シボレー・コルベット Z06 新型全 9 枚

シボレーは今夏から、新型『コルベットZ06』(Chevrolet Corvette Z06)の米国受注を開始する。現地ベース価格は、10万5000ドル(約1450万円)と発表された。

写真:シボレー・コルベット Z06 新型

◆0~96km/h加速は2.6秒

シボレー・コルベット Z06 新型シボレー・コルベット Z06 新型

新開発の自然吸気5.5リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載する。これまでに製造された自然吸気の量産V8エンジンの出力を超えることを目標に開発された。軽量のフラットプレーンクランク設計により、エンジンは大パワーを生み出すために必要な高回転域に到達することができるという。

新しいエンジンは、パワーだけでなく、サーキットで最大限のパフォーマンスを引き出すように設計されている。8600rpmからのレッドゾーンやフルレーシングスタイルのドライサンプシステム、専用のインダクション&エキゾーストシステムまで、このエンジンはまったく新しいエモーショナル性を演出する、と自負する。

また、このエンジンはDOHC化されており、チタン製インテークバルブとナトリウム充填エキゾーストバルブを支えるデュアルコイルバルブスプリングを採用する。鍛造アルミ製ピストン、鍛造チタン製コネクティングロッドにより、軽量化と高い強度も追求した。新開発のアクティブスプリットインテークマニホールドも導入した。これらにより、最大出力670hp/8400rpm、最大トルク63.6kgm/6300rpmを獲得する。従来型よりも排気量を約700cc縮小しながら、パワーは新型が20hp上回っている。新型は、0~96km/h加速2.6秒の性能を可能にした。

◆通常のコルベットよりも全幅を94mm拡大

シボレー・コルベット Z06 新型シボレー・コルベット Z06 新型

通常の『コルベット』よりも、全幅を94mm拡大し、ワイドなリアタイヤを装着する。サイドエアベントからのエアフローも増大させた。また、前後マスクは専用デザインで、フロントのデザインは、冷却性能を最大限に発揮するために、5つの熱交換器のうちセンターの1つへ空気を流すなど、冷却ニーズを最適化するように設計されている。

サーキットでの高速走行時の安定性とコーナリング性能を向上させるために、調整可能なウィッカービルを備えたリアスポイラーを標準装備した。コルベットの市販モデルでは最大のフロント20インチ、リア21インチの鍛造アルミホイールは、「スパイダー」と呼ばれ、5種類の仕上げから選択できる。

「マグネティック・ライド・コントロール4.0」を含めて、サスペンションは専用チューニングした。大容量のブレーキは、フロントが6ピストン。8速デュアルクラッチトランスミッションの最終減速比を5.56に変更し、加速性能を向上させた。コックピットは、カーボンファイバートリムの使用を拡大している。

◆サーキット走行を意識した「Z07パフォーマンスパッケージ」

サーキット走行を意識した「Z07パフォーマンスパッケージ」が用意される。このパッケージには、カーボンファイバー製ハイリアウイングとグランドエフェクト、シャシーの専用チューニング、「マグネティック・ライド・コントロール」の専用チューニング、特注のミシュラン製「カップ2 R ZP」タイヤ、ブレンボ製カーボンセラミックブレーキなどが含まれている。

オプションで、カーボンファイバー製ホイールを用意した。バネ下重量を、18.6kg軽量化する効果を発揮する。 ブレンボ製のカーボンセラミックブレーキは、フロントが直径15.7インチ(398mm)、リアが直径15.4インチ(391mm)の大型ローターを採用している。


《森脇稔》

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