ポルシェ『718ボクスター』最強モデルのルーフがついに開いた!浮かぶ「ヴァイザッハ」の文字

ポルシェ 718ボクスター スパイダーRS ヴァイザッハ仕様(スクープ写真)
ポルシェ 718ボクスター スパイダーRS ヴァイザッハ仕様(スクープ写真)全 13 枚

ポルシェ『718ボクスター』最強モデルのルーフがついに開いた!そのプロトタイプのインテリアには、「WEISSACH」(ヴァイザッハ)のロゴが刺繍されていることが判明。このモデルの正体は。スクープサイト「Spyder7」が最新情報をお伝えする。

ポルシェ 718ボクスター スパイダーRS「ヴァイザッハ」

『718ボクスター スパイダーRS』のプロトタイプはこれまでも目撃されているが、今回は初めてルーフがオープン。シートヘッドレストには「WEISSACH」(ヴァイザッハ)のロゴが刺繍されていた。これは「ヴァイザッハ・パッケージ」の可能性を示唆している。

「ヴァイザッハ」の名は、ポルシェのR&Dセンターがあるドイツ・シュトゥットガルト近くの小さな村に由来。ヴァイザッハ・パッケージは、スーパーカーの『918スパイダー』に初めて提供されたスペシャルパックで、車両全体の重量を削減するために軽量コンポーネントが装備される。ボクスター最強のモデルだけに、走りに徹したヴァイザッハの設定もあり得ない話ではない。

シートのヴァイザッハのロゴを除けば、これまでのプロトタイプと変わっていないように見える。フロントエンドは、大型のコーナーエアインテークがさらに拡大し、リップスポイラーを装着。ボンネットには2対のNACAダクト、フェンダーには追加のエアベントを装備している。またクォーターパネルの上には小さなインテークが配置されている。

ディフューザーとエグゾーストシステムは『718ケイマン GT4』から引き継がれているように見える。足回りはセンターロックホイールを装着、ホイールとブレーキはスパイダーのものよりも大きく、幅が広く、軽量になっているようだ。

パワートレインは、『911 GT3』から供給される4.0リットルフラット6自然吸気エンジンを専用チューニングしたものが有力だ。最高出力は500psまで向上、7速PDKトランスミッションと組み合わされ、リアデフを介して後輪に動力を送る。またスパイダーのレッドゾーンが8000rpmであるのに対し、スパイダーRSでは9000rpmまで引き上げられ、0-100km/h加速は3.9秒から3.2秒へ、最高速度は301km/hから315km/hへと向上するという。

718ボクスター スパイダーRSのワールドプレミアは、遅くとも2022年内には行われるようだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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