ジープの小型電動SUV『アベンジャー』、日本導入予定…パリモーターショー2022で実車発表へ

2023年の初めには欧州のディーラーに並ぶ予定

2030年までに欧州新車販売の100%をフルEV化

1回の充電での航続は最大で400km

ジープ・アベンジャー
ジープ・アベンジャー全 10 枚

ジープは9月8日、フランスで10月17日に開幕するパリモーターショー2022において、欧州向けとしては初となるジープのフル電動SUV、『アベンジャー』(Jeep Avenger)を初公開すると発表した。

写真:ジープ・アベンジャー

◆2023年の初めには欧州のディーラーに並ぶ予定

アベンジャーは、ジープ初のフルエレクトリックSUVとして、2023年に欧州市場で販売を開始する予定だ。ジープは欧州市場において、電動化に舵を切り始めている。すでに、フランスとドイツでのラインナップを、電動化モデルのみとした。さらに、2022年の年末までに、欧州のほぼ全ての市場で、ジープのSUVに電動化モデルが用意される予定だ。

ジープは、プラグインハイブリッド車(PHEV)の「4xe(フォーバイイー)」の成功によって、勢いを加速している。アベンジャーは、ヨーロッパ市場向けに最適化されたジープのEVだ。ジープは2025年末までに、欧州で4モデルのEVを発売する。これを皮切りとして、製品の刷新が進められ、2030年には欧州で販売されるジープは、全てEVになる予定だ。

アベンジャーは10月17日、フランスで開幕するパリモーターショー2022においてワールドプレミアされる。そして同日、予約注文の受け付けを開始。その後、2023年の初めには、欧州のディーラーに並ぶ予定だ。イエローとブラックのツートン仕上げのボディには、ジープならではの7スロットグリルや、スリムなヘッドライトが装着されている。

ジープ・アベンジャージープ・アベンジャー

◆2030年までに欧州新車販売の100%をフルEV化

欧州市場におけるEVラインナップ攻勢の先陣を切るのが、アベンジャーだ。2022年の初頭、ジープが属するステランティスは、長期事業計画の「Dare Forward 2030」を発表した。その際に写真が公開されていたコンパクトSUVのモデル名が、今回アベンジャーと発表された。

ジープは、ゼロエミッションの未来世界をビジョンとして掲げており、2030年までにヨーロッパで販売する新車の100%をフルエレクトリックとする予定だ。ジープのゼロエミッションビジョンは、ブランド歴史の中で、重要なマイルストーンになるという。

ジープは将来、最もグリーンでエキサイティングなSUVブランドにしていく方針だ。ジープを電動化すれば、通勤のような短距離なら電気だけで移動が可能となり、その一方で、オンロードでの運転の楽しさや効率性はそのままに、オフロードでも静かで高い走破性を可能にするという。

ジープ・アベンジャージープ・アベンジャー

◆1回の充電での航続は最大で400km

アベンジャーはヨーロッパの各市場に加えて、日本や韓国での販売も予定している。『レネゲード』よりも小型のセグメントに位置づけられるアベンジャーは、ポーランド・ティヒ工場で生産される。

アベンジャーの1回の充電での航続は、最大で400kmになる見通し。クラス最高の最低地上高とブレークオーバーアングル、アプローチアングルを追求する。また、モダンなインテリアには、最新のテクノロジーを搭載。コンパクトでありながら広々とした室内空間を実現しているという。

アベンジャーは、ジープならではの性能を兼ね備えつつ、ヨーロッパ向けに最適化されている。モダンで楽しくてエモーショナルなSUVがアベンジャー、と自負する。高性能でコンパクト、モダンでフルエレクトリックという選択肢を探し求めている顧客がターゲット、としている。

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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《森脇稔》

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