無加工のスピーカー交換で高音質化、「ソニックプラス」ハリアー専用設計モデル発売

トヨタ・ハリアー(80系)
トヨタ・ハリアー(80系)全 7 枚

ソニックデザインは、純正カーオーディオシステムの高音質化を実現する車種別スピーカーパッケージ「ソニックプラス」シリーズの新製品として、トヨタ『ハリアー』(80系)専用モデル3グレード・3機種を10月19日より発売する。

なお、リア用については、既発売の「SP-R50RF」(トップグレードモデル)、「SP-R50RM」(ハイグレードモデル)、「SP-R50RE」(スタンダードモデル)が適合する。

新製品は、フルエンクロージュア方式や小型高性能スピーカーユニットなど、ソニックデザインの独創技術を投入した新型ハリアー専用設計のスピーカーパッケージ。アルミハイブリッド構造の高剛性キャビネットに77mmスピーカーユニットをビルトインした独自のエンクロージュア一体型スピーカーモジュールの採用によって、車外への気になる音漏れや、内装材などの共振に伴う音質劣化も大幅に解消した。また、無加工で純正交換装着が可能になり、取り付けに対しての時間と費用を軽減する。

製品ラインアップは、ウーファーユニットにオールピュアアラミド振動板を採用したトップグレードモデル「SF-H802F(フロント用)」、CMF(クロスマイクロファイバー)振動板を採用したハイグレードモデル「SF-H802M(フロント用)」、DMF(ディファインド・マイクロファイバー)振動板を採用したスタンダードモデル「SF-H802E(フロント用)」の3グレード・3機種。いずれも既発売のトヨタ車用リアスピーカー「SP-R50RF」(トップグレードモデル)、「SP-R50RM」(ハイグレードモデル)、「SP-R50RE」(スタンダードモデル)と組み合わせて使うことができる。

◆車種別専用設計で無加工の純正交換装着が可能

新製品は、入念な実車検証により装着性と音質を確認したハリアー専用設計。純正スピーカー装着車のフロント、リアドアスピーカーを、それぞれ本製品と交換する。ハリアーに純正装着されているスピーカーの装着方法と同様に無加工で装着が可能なため、車両の価値やメンテナンス性を損なわず、将来の乗り換え時、現状復帰も容易に行える。

◆トップグレードは最高品質のピュアアラミド素材を贅沢に使用

トップグレードモデル「SF-H802F」には、従来のピュアアラミド振動板を進化させたオールピュアアラミド振動板採用の77mmスピーカーユニット「SD-N77Fi型」を搭載する。最高品質のピュアアラミド素材をコーン部だけでなくセンターキャップ部にも贅沢に使用し、最適な音質チューニングを実施することで、中~高音域の広範囲で歪率と周波数レスポンスを改善。クリアでしなやかな新次元の高音質を実現する。

磁気回路は高密度ネオジウムマグネットとナローギャップ・モーターシステムを組み合わせたコンパクトな外磁型とし、エンクロージュア内容積をより有効に活かせるよう配慮している。

◆ハイグレード仕様は緻密な表現力と情報量で定評のあるCMF振動板を採用

ハイグレードモデル「SF-H802M」には、しなやかさと剛性とのベストバランスを追求したマイクロファイバー編み込み樹脂振動板、CMFコーンと、高密度ネオジウムマグネット&ナローギャップ・モーターシステムによる外磁型磁気回路を採用した77mmスピーカーユニット「SD-N77M型」を搭載。音楽の素顔を映し出す緻密な表現力と情報量、リアルで引き締まった中低音を再現する。

◆ナチュラルで心地よいサウンドを再現するスタンダード仕様

スタンダードモデル「SF-H802」には、カーボンファイバー含有のオリジナル樹脂コーンを無塗装・無着色のノンコート・ファイントリートメントで表面処理したDMFコーンとガラス繊維編み込み式センターキャップを採用した77mmスピーカーユニット「SD-N77E型」を搭載。高密度ネオジウムマグネット&ナローギャップ・モーターシステムによる外磁型磁気回路、振動板の正確な動作を支えるアルミモノブロックフレームなど上級シリーズの高度な基本設計を踏襲し、ソニックデザイン基準のナチュラルで心地良いサウンドを妥協することなく再現している。

◆情報量あふれる高音を生み出す18mmドームトゥイーター

「SF-H802F」のトゥイーター部には、ピュアアラミド振動板とナローギャップ・モーターシステムとを組み合わせ、純正との交換装着に対応するコンパクトサイズに仕立てたトップグレードモデル専用の18mmドームトゥイーター「SD-T18F型」を搭載。最高品質のピュアアラミド素材と高密度ネオジウムマグネットによる強力な磁気回路が情報量あふれる伸びやかな高音を生み出し、SD-N77Fi型ユニットとの音色統一も徹底させている。

「SF-H802M」と「SF-H802E」のトゥイーター部には、独自のマイクロファイバー振動板によって各ウーファーユニットとの音色統一を図った高音質&コンパクト設計の18mmドームトゥイーター「SD-T18型」を搭載。振動系の製造精度を高めて磁気回路のさらなる高効率化を目指したナローギャップ・モーターシステムとも相まって、豊かな音圧と情報量、高域端までスムースに伸びた周波数レスポンスを実現している。

また、カーオーディオ再生の理想とされるドア内エンクロージュア方式を全機種に採用。異種素材(アルミダイキャスト製フロントバッフル+特殊樹脂製バックチャンバー)を強固に結合して共振を分散させる2ピース構造とも相まって、不要共振を抑えたクリアサウンドを再現し、車外への音漏れも大幅に解消している。

価格

トップグレード
・SF-H802F(フロント専用)20万0200円
・SP-R50RF(トヨタ車用リアスピーカー・既発売適合モデル)14万4100円

ハイグレード
・SF-H802M(フロント専用)10万8900円
・SP-R50RM(トヨタ車用リアスピーカー・既発売適合モデル)7万9200円

スタンダード
・SF-H802E(フロント専用)6万0500円
・SP-R50RE(トヨタ車用リアスピーカー・既発売適合モデル)3万8500円

《纐纈敏也@DAYS》

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