ジープ ラングラー PHEV、女性だけで競うラリーで2年連続総合優勝…米「Rebelle Rally」

8日間で2300km以上を走破

4×4クラスでは上位10台のうちの5台がラングラー

PHEVシステム全体のパワーは375hp

3種類の走行モードが切り替えられる

米「Rebelle Rally」を2年連続で制したジープ・ラングラー 4xe
米「Rebelle Rally」を2年連続で制したジープ・ラングラー 4xe全 6 枚

ジープブランドは10月18日、米国で開催された女性だけで競うラリーレイドの「Rebelle Rally」において、SUV『ラングラー』のプラグインハイブリッド車(PHEV)の「4xe」(フォーバイイー)が2年連続で総合優勝を達成した、と発表した。

写真:米「Rebelle Rally」を2年連続で制したジープ・ラングラー 4xe

◆8日間で2300km以上を走破

米「Rebelle Rally」を2年連続で制したジープ・ラングラー 4xe米「Rebelle Rally」を2年連続で制したジープ・ラングラー 4xe

Rebelle Rallyは、米国ネバダ州、アリゾナ州、カリフォルニア州の砂漠地帯を舞台に開催される女性だけが参加できるラリーレイド。今年は8日間で2300km以上を走破した。2016年に開始された同ラリーには、「4×4」とクロスオーバー車の「X-Cross」の2つのクラスがある。2020年からは電動車も出走可能となり、EVやハイブリッド車、PHEVが参加できる。

同ラリーでは、電子機器の使用を禁止している。スマートフォンやタブレット端末、パソコン、GPSは使えない。参加者は地図と方位計を頼りに、コースに設けられた複数のチェックポイントを通過することが求められる。

今年のRebelle Rallyには、10の異なる自動車メーカーの車両を擁する45チームが参加している。日本メーカーからは、トヨタやホンダ、日産が参戦した。

◆4×4クラスでは上位10台のうちの5台がラングラー

米「Rebelle Rally」を2年連続で制したジープ・ラングラー 4xe米「Rebelle Rally」を2年連続で制したジープ・ラングラー 4xe

今年のRebelle Rallyでは、『ラングラー4xe』が2年連続で総合優勝を果たした。また、4×4クラスの2位には、非電動モデルの『ラングラー』の「エコディーゼル」が入った。4×4クラスでは、上位10台のうちの5台が、ラングラーだった。

ラングラー4xeに乗ったテラリン・ピーターライトとニーナ・バーロウの両選手は、今年も同ラリーを終始リード。7つのステージのうち4つのステージで最も多くのポイントを獲得し、ラングラー4xeに2年連続の栄冠をもたらした。テラリン・ピーターライト選手にとっては、4回目の総合優勝となる。

ニーナ・バーロウ選手は、「荒れた砂漠や巨大な砂丘を走破するのに、航続、パワー、耐久性などを備えたこれ以上の車両はない。今年はこれまでで最も厳しい年だった。でも、不安はなかった。唯一のメンテナンスは、エアフィルターを掃除することぐらい」とコメントしている。

◆PHEVシステム全体のパワーは375hp

ラングラー4xeのPHEVパワートレインは、エンジンが直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボで、最大出力270hp/5250rpm、最大トルク40.8kgm/3000rpmを発生する。このエンジンは、5800rpmまで許容する。シリンダーヘッドに直接取り付けられたツインスクロールの低慣性ターボチャージャーによって、優れたレスポンスとパフォーマンス、燃費を追求している。

従来のオルタネーターに代えて、「eトルク」と呼ばれるベルト・スタート・ジェネレーターを採用する。モーターは、8速ATと一体設計された。このモーターは、最大出力134hp、最大トルク25kgmを引き出す。エンジンとモーターを合わせたPHEVシステム全体で、375hpのパワーと65kgmのトルクを獲得する。動力性能は、0~96km/h加速が6.0秒だ。

ラングラー4xeには、回生ブレーキを搭載する。ドライバーがブレーキペダルを踏むと、パワートレインコントロールが電気モーターから最大0.25gの回生ブレーキを作動させ、車両を減速させる。これにより、ブレーキパッドの寿命が延びるという。

◆3種類の走行モードが切り替えられる

バッテリーは、蓄電容量17kWhのリチウムイオンだ。ラングラー4xeには、「E Selec」と呼ばれる3種類の走行モードがある。ドライバーは、ステアリングホイール左側のボタンを操作して、パワートレインモードを選択する。選択したモードに関係なく、バッテリー残量が少なくなると、自動的に「ハイブリッド」モードに切り替わる。

ハイブリッドモードは基本モードで、2.0リットルエンジンと電気モーターのトルクを最適にバランスする。このモードでは、パワートレインは最初にバッテリーの電力を使用し、バッテリー残量が少なくなると、エンジンからの駆動力を追加する。

「エレクトリック」モードでは、パワートレインは、バッテリー残量が少なくなるまで、ゼロエミッションで走行する。「eセーブ」モードでは、2.0リッターエンジンからの駆動力を優先し、バッテリーの電力を節約する。ドライバーは、「Uconnect」モニターを介して、eセーブモード中に、バッテリーセーブとバッテリー充電のどちらかを選択することもできる。エレクトリックモードでは、米国の平均的な1日の通勤距離をゼロエミッション走行できるという。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 人気ミニバンが2027年にも大進化へ! トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発1.5LエンジンHEVか?
  2. マツダ『ロードスター』次期型は1000kg級の軽さ追求、BEVも視野に
  3. ダイハツ『ムーヴ』など3車種1万台にリコール… 内装材が燃焼基準に不適合
  4. トヨタ、WEC富士でル・マン優勝車や新型スーパーカー『GR GT』を展示 9月25日-27日
  5. カワサキ『メグロK3』2027年モデル、10月17日発売へ 価格は141万9000円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 「発想が素晴らしい」ヤマハが開発した保育現場向け「電動アシストお散歩カー」が話題に、「補助金回して」の声も
  5. 光岡の新型オープン2シーター、写真公開…正式発表は11月26日
ランキングをもっと見る