ヤマハ発動機はスポーツスクーター『XMAX 300』を6年ぶりに全面改良、コネクテッド機能を充実させた2023年モデルを11月8日に開幕する世界最大規模のモーターサイクルショー「ミラノショー(EICMA)2022」に出展する。
XMAXシリーズはグローバルモデルとしてデビュー以降、欧州では通勤用途をメインに250~300ccクラスの人気モデルとして、アセアン地域ではスクーターのトップエンドモデルとして、また、日本では幅広いユーザーから支持を得ている。
XMAX 300 新型は「Condensed 7days Mobility」をコンセプトに開発。ライダーのスマートフォン情報やナビ情報を表示できる4.2インチカラーTFTディスプレイを新たに搭載した。また、MAXシリーズの象徴「Xモチーフ」を随所に織り込んだ新しいスタイリングとし、灯火器はLED化。足付き性とフィット感に配慮した新作シートを装備する。
なお、日本では249ccエンジン搭載モデルを2023年夏以降に発売する予定だ。
ヤマハ発動機は、2030年までにすべての製品をコネクトする「コネクテッドビジョン2030」を掲げている。コネクテッド機能を搭載した製品ラインアップの拡充、モバイルアプリ展開を加速するとともに、コネクテッドデータをユーザー向け体験サービスや製品開発、品質向上に活用していく。