日産『サニトラ』に リーフ のEVパワートレイン移植、顔は「ハコスカ」…SEMA 2022で発表へ

日産 サニー・リーフ・トラック
日産 サニー・リーフ・トラック全 5 枚

日産自動車の米国部門は10月28日、小型トラック『サニートラック』のカスタマイズモデル「サニー・リーフ・トラック」(Nissan Sunny LEAF Truck)を11月1日、米国で開幕するSEMAショー2022で初公開すると発表した。

サニートラック(通称:「サニトラ」)は、初代が1967年に登場。2代目は、1971~2008年までの長期間、生産された。サニー・リーフ・トラックは1987年モデルをベースに、米国サウスカロライナ州に本拠を置くトミー・パイク・カスタムズがカスタマイズを行った。

車名の通り、パワートレインはEV『リーフ』のシステムに換装された。バッテリーは蓄電容量40kWhのリチウムイオン。モーターは最大出力147hp、最大トルク32.6kgmを引き出す。オリジナルのサニートラックの直列4気筒ガソリンエンジンに対して、約2倍のパワーと3倍以上のトルクを獲得している。

「ハコスカ・スカイライン・ワイドボディキット」を装着した。ハコスカは3代目日産『スカイライン』(1968~1972年)の愛称だ。足回りは、フロントにS13型『240SX』用のサスペンション、ディスクブレーキ、ロアコントロールアームを組み込んでいる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 夏の風物詩「鈴鹿8耐2025」、2人体制のホンダが4連覇、6年ぶり参戦のヤマハは2位健闘
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る