日野自動車、不正の再発防止に向けて経営者と従業員が情報共有

日野の経営情報共有会の様子
日野の経営情報共有会の様子全 2 枚

エンジン認証試験での不正が発覚した日野自動車は、11月2日に、再発防止に向けた「組織風土改革」を推進するため、「経営情報共有会」を実施した。

会合では、対話によるコミュニケーション活性化を図るため、小木曽聡社長と財務・経理領域の松川徹領域長がそれぞれ登壇、二度と不正を起こさないための「3つの改革」、上期決算を踏まえた同社の状況を改めて説明した後、参加した従業員との質疑応答や意見交換を実施した。

小木曽社長は「変化が激しい時代には経営情報をしっかりと共有し、一人ひとりに考えていただき、もちろんマネジメント側もしっかり指揮をとりながらやっていく事が大切。今後も双方向でコミュニケーションを続けていきたい」と述べた。エンジン認証不正問題について、同社の職場風土が大きく関係していることを挙げた上で「3つの改革」について説明し、改革への協力を求めた。


《レスポンス編集部》

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