上質で普遍的なクロススポークホイール、レイズ『HOMURA 2x5RA』が登場

メルセデスベンツ EQC / レイズ ホムラ 2x5RA
メルセデスベンツ EQC / レイズ ホムラ 2x5RA全 22 枚

高品質で知られるホイールメーカー、レイズ。多彩な商品展開を特徴とする同社だが、なかでも美しさと機能性を極限まで追い求めたプレミアムブランドが「HOMURA(ホムラ)」だ。今回はそのホムラから、新モデル「2×5RA」が2022年11月に発売された。

◆プレミアム追求の「ホムラ」に、リムありモデルの「RA」

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幅広いレイズのラインナップの中でも、ホムラは上質かつ普遍的な美しさを追求している。中でも「RA」シリーズは、ホイールの外周部に力点を置いたモデル群だ。今までのホムラはいわゆる「リムなし」モデルだったが、先に登場した7本スポークの「2×7RA」を皮切りに、リムありモデルが追加されている。今回登場した「2×5RA」はその5本スポーク版というわけだ。

このRAシリーズだが、ホムラのホイールに単にリムを追加しただけのモデルというわけではない。RAシリーズのデザインテーマは“外周視点”。つまり、リムの部分に視点を置き、ホイールそのものが持つコンサバティブなシルエットをより強靭に魅せようとしているのである。

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そのため、本モデルは“RALC (RAYS Around Lip Concept) ”に基づいた新設計のリバースリムを採用。リムとディスクに大きな高低差を付けたことに加え、切削加工面と塗装面を巧みに切り替えることで、ホイールの深度を明確にビジュアライズした。この「RALC」はデザイン意匠登録がなされているというレイズこだわりのコンセプト。さらにこのリムには特許技術“A.M.T.”によるマシニングが組み合わされ、唯一無二の個性を獲得している。

◆スポーティーなスポークのスケール感が、リムから生まれるワイド感にベストマッチ

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また、スポークはスポーティデザインの代名詞ともされる「2×5」のクロススポークデザイン。ワイドに取られた開口部と5本スポークのバランス、ディスク断面そしてスポークサイドの肉抜きに至るまで、細部のディティールにホムラの高級志向を垣間見ることができる。センターキャップは大理石調の盤面にレイズのエンブレムが配されたもので、スポーティー寄りのデザインとなったスポークに対し、落ち着きと高級感を与えるものとなっている。

レイズ独自のデザイン哲学と技術力の融合。この結果、大きな開口部が特徴の2×5スポークレイアウトのスケール感を、絶妙な深度によって引き立てられたワイド感に調和させることに成功している。

◆ブラックとシルバーで、それぞれ全く異なる表情をみせてくれる

実際に車両に対してマッチングさせてみると、ホムラの狙いをよりよく感じ取ることができるだろう。マッチングしたメルセデスベンツ『EQC』は先進的なデザインのBEVだが、ホムラはどんな世界観を演出してくれるのだろうか。

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「2×5RA」には2種類のカラーを用意されており、まずはグロッシーブラック/リムDMCからチェック。華やかな赤い車体に対して、高級感のあるホイールが引き締まった印象を与えている。深みのあるしなやかさを感じさせるデザインはBEVの持つ先進性にもよくマッチしており、よりクルマの魅力を引き立てている。

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続いてはグレイスシルバー/リムDMCを装着してみる。足元が明るくなったことで、繊細なデザインが一層際立っている。スケール感のあるスポークデザインが、大柄でサイドビューが目立ちがちなSUVに対しても埋没することなく、プレミアム感をさらに高めていると言えるだろう。

スポーティーなクロススポークと、深度のあるリムデザインによって魅せる「2×5RA」は、クルマのジャンルやロケーションを問わない存在感を見せてくれた。強靭さと華やかさを調和させたホムラの新作モデルから目が離せない。

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《レスポンス編集部》

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